ワーケーションや移住希望者の増加で 京都のホステルに注目集まる

2021年08月17日

 京都・岡崎エリアにある宿泊施設『HOSTEL NINIROOM』を2017年12月から運営するNINI(ニニ・京都府京都市)は、2020年に比べ、6泊以上の長期滞在の利用泊数が3.6倍に増加したと発表しました。3カ月以上利用する宿泊者の中には、コロナ禍によってライフスタイルの見直しをする人や、新たな暮らし方を実現するために移住を検討する人など、ワーケーションとしての利用者が目立つようです。

▲長らく使われていなかった元印刷会社をリノベーションして宿泊施設に再生した『HOSTEL NINIROOM』

地元コミュニティに溶け込みやすい環境づくりを配備

NINI / HOSTEL NINIROOM

 コロナ禍の前から観光目的に限らない利用者が多く、同ホテルでは宿泊利用者のリピート率も高かったといいます。深く京都の町を楽しめるように、ガイドブックや近隣住民と交流できるカフェを建物の一部で運営するなど、京都の日常に溶け込む暮らしの提供を目指してきました。

 長期滞在者が増えた要因として「コロナ禍以降、都心の暮らしから、地方移住を考える人がより増えたと感じる。お試し移住する人も」とPR担当の行岡恭子さんは話します。いきなりの移住では近隣の人とコミュニケーションに不安を持つ人もおり、ホステルの長期滞在を利用して街の雰囲気や周辺施設などの情報収集をするそうです。

▲周辺MAPを制作して情報提供も行う

 「今後も多様な宿泊プランを、社会の変化に合わせて複数用意したい」と行岡さん。また、長期利用者向けサービスのノウハウを活用したワーケーション施設のプロデュースやマネジメントも行っており、二拠点居住など暮らし方の提案もしていくとのこと。

【商品概要】
名称:HOSTEL NINIROOM
宿泊費:バンクツインルーム・ツインルームは1室1名利用のウイークリー(6泊7日)で1万8000円、マンスリー(30泊31日)で5万4000円。シングルルーム・ダブルルームは1室1名利用のウイークリー(6泊7日)で1万9200円、マンスリー(30泊31日)で 6万0000円。ワンデイプランや団体プランなどもあり
物件所在地:京都府京都市左京区東丸太町30-3
その他:1泊200円の宿泊税別途要。繁忙期や週末・祝前日は割増料金あり。詳細は問い合わせを

【会社概要】
社名:NINI
設立:2017年
共同代表: 西濱愛乃、西濱萌根
資本金:1000万円
事業内容:宿泊事業、デザイン事業、メディア事業、イベント企画・運営
本社所在地:京都府京都市左京区東丸太町30-3
連絡先:電話075-761-2556 (受付10-18時)