近隣トラブル解決支援「マモロッカ」導入企業の声

2024年06月10日


この記事の内容



【導入企業の声 事例1】

「どうせ、さらにもめて戻ってくる、と思っていた」

KACHIAL(カチアル:東京都新宿区)
PM事業部 城戸基臣部長(撮影当時)

きっかけは担当社員の離職

 賃貸不動産の管理仲介事業を行うKACHIAL(カチアル:東京都新宿区)は、2021年9月、管理する1万戸の入居者を対象に マモロッカを導入しました。「きっかけは、入居者トラブルの対応に当たっていた社員の離職だった」と、城戸部長は話します。「入居者間のトラブル対応は、従来、社員が行ってきましたが、非がどちらにあるか判断しにくく、解決が難しい業務でした。しかし、当事者である入居者は、『トラブルは管理会社が解決するべき』と考える人が多く、どちらかの入居者が引っ越すまで、訴えが止まることはほぼありませんでした。会社としてはマンパワーを割かれ、担当する社員の精神もきわめて厳しい状態にありました」(城戸部長)

 導入前には、ためらいもあったといいます。「管理を任されている以上、トラブル対応は自社で行うべきと考えていました。また、外部に任せたら入居者との関係がさらにこじれて、結局自分たちが対応することになる、と思っていました」(城戸部長)

 導入してすぐの頃、長年対応してきた社員から、マモロッカの相談員に対応が変わったことに腹を立てた入居者が、KACHIALに連絡をしてきたことがありました。「『ほら見たことか』と思いました。しかし、マモロッカの相談員からは『再度連絡があったら、何も対応せず、任せて欲しい』と言われました。覚悟を決めて、例外を設けず、トラブルを全て任せると決めたら、2週間もたたないうちに、案件は戻ってこなくなりました」(城戸部長)

相談員の強みは、トラブルを抱えるどちらの味方でもないこと

 城戸部長は、トラブル対応にあたるマモロッカの強みが、管理会社と異なる第三者的な振る舞いにあると考えています。「入居者から窮状を訴えられた時、管理会社のスタッフはその内容を疑問に思っても、言葉を返すことはできません。しかし、マモロッカの相談員は、トラブルを抱えるどちらの味方をするわけでもなく、第三者的な立場で、双方と話をします。設備の修繕を専門会社にお願いするように、モラルトラブルも専門家の力が必要なのだと、今は考えています」(城戸部長)


相談者に考えを変えるよう促すことも

 相談を受けた相談員は、防犯指導や収束に向けた具体的なアドバイスを行うため、事実の把握に努めます。トラブルの当事者双方から聞き取りを行い、その上で、当事者が望まない内容が出た場合も、毅然とした姿勢で事実を伝え事態の改善を図ります。

 相談員は「クレームを言った人の味方」という姿勢をとりません。聞き取りのうえ、中立の立場でトラブルを解決することに集中します。これは、「相談者をクレーマーにしないために必要なこと」とマモロッカのサービスを提供する、ヴァンガードスミスの田中慶太社長は話します。その結果、解決策の何割かは相談者に考えを変えるよう促すことになるそうです。

 また、当事者が、精神疾患や認知症など生活支援を必要としている場合、状況に応じて行政機関と連携をとりサポートにあたります。また不法侵入を理由とする被害で生じた損害やセキュリティ対策費用、鍵交換費用等が発生した際の費用の一部を生活再建費用として保険会社が支払う保険付き商品となっています。(※支払い条件あり)

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【導入企業の声 事例2】

長期化したトラブル案件、1カ月以内にすべて解決

三好不動産(福岡市)
賃貸管理部 前川知之さん

後回しにして重症化させてしまうことがあった

 賃貸管理仲介の福岡最大手、三好不動産(福岡市)は、管理物件の入居者から届く騒音トラブル対応を マモロッカに任せています。導入の目的は、社内で担当するチームの対応が遅れることがあったからです。チームには15人の社員が在籍していますが、水漏れ、機器故障、雨漏りなど住居に関する緊急性の高いものを優先し、騒音トラブルが重症、長期化することがあったと言います。

 導入以前、騒音トラブルに関する問い合わせは月150件程度でした。マモロッカに委託してから、三好不動産内でこれらの対応業務は一切無くなったと言います。「以前は、1件の電話対応に1時間を要していました。その分、業務効率化が進み、オーナーへの提案や入居者へのサービス向上につなげることができています」(前川知之さん)

 新規の問い合わせだけでなく、既に長期化したトラブルについても、対応を引き継ぎました。半年以上トラブルが続いていた案件もありましたが、引き継いで1カ月以内にすべて解決できたといいます。「我々はお客さまに言われるまま聞くしかありませんでしたが、マモロッカは問題点を突っ込んで話を聞きます。問い合わせをした入居者自身に問題がある場合も、本人に伝え解決に導いていました」(前川さん)

 問い合わせた入居者にしてみれば、対応が急に変わるため不満の声が上がってきてもおかしくありません。「当初は数件ありましたが、マモロッカから『戻して欲しい。対応はしないように』と言われました。対応窓口を設けたことを歓迎してくださるお客さまもいらっしゃいました。モラルトラブルも、プロが対応すると入居者の満足度が非常に高くなることがわかりました。社員のストレス軽減にもつながりましたが、入居者にとってもプラスになることが多いと思います」(前川さん)

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【導入企業の声 事例3】

アパートセンターオカモト
PM課 入居者サポートグループ リーダー久我誠 さん

ベテラン社員のリソースを確保
「クレーム入居者が考えを改めてくれた」

本社所在地:愛知県刈谷市
管理戸数:8500戸
従業員数:75人

 愛知県刈谷市で約8500戸を管理しているアパートセンターオカモトは、2022年10月にマモロッカを導入しました。地域柄、大手製造業系の大企業に勤務する高収入層が入居者に多く、声を荒げるタイプのクレームは少ないものの、クレームに対する確実な対応と報告を求める人が多いと言います。この対応に従業員が時間と労力を要していたことが、導入を決めた理由です。

 入居者対応の一次受付はコールセンターに依頼しており、毎月800件ほどの入電があったといいます。そのうち、ソフトクレームが30件程度あったといいます。ロジカルに理詰めで要望を伝える入居者が多く、騒音トラブル一つでも、張り紙や注意といった対応では納得が得られなかったと言います。書面で回答を求められることも多く、言葉を選ばなければ揚げ足をとられることもあったといいます。上手に説明出来ない若手社員が退職してしまうことも少なくなく、結果的に、ベテラン社員に入居者対応が集中しやすい状況になっていました。

 入居者サポート課は、滞納対応の業務も担当しています。しかし、クレーム対応に時間を割かれ過ぎると、業務に手が回らないこともありました。「本来、ベテラン社員には滞納対応に割く時間を増やして欲しいと思っていました。ヴァンガードスミスから、同業者の導入事例を聞いて、その場ですぐに使うことを決めました」

 導入後、5ヵ月が経った頃には、入居者対応に苦しむスタッフを社内で見かける機会が減り、社員の表情が明るくなったと言います。他の業務効率化策も併せて実施した結果、月の残業時間が3割削減されました。また、滞納率も0.5%下がったそうです。

 「騒音のトラブルから近隣住民との紛争が常態化し、4年間で80件の電話をかけてきた入居者が、『自分の考え方を改めなければならない』と連絡があったのです。とても驚いたとともに、ここまで業務をやってもらえるのであれば、入居サポート課にも、若手を配置していけると思います」

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【導入企業の声 事例4】

住研川越
藤田知宏 副社長

「これまでは、すべて社内で対応してきた」
疲弊している社員を見て導入を決意

本社所在地:埼玉県川越市
管理戸数:3200戸
従業員数:53人

 埼玉県川越市を中心に約3000戸を管理する住研川越は、2022年からマモロッカを使っています。元々、住研川越は「快適賃貸」というキャッチフレーズを掲げ、入居者対応を社内で行ってきました。コールセンターへの外注も行わず、5人のチームで業務を担当してきました。

 これまで、騒音のクレームに対しては、近隣入居者に対する事実確認から、最終的には具体的な騒音の原因の特定まで、社内のスタッフが行ってきました。入居者と契約者が異なる場合や、入居者が外国人だった場合は、解決までに長い時間を要していました。

 このチームは、退去立ち合いや現状回復工事の発注業務も兼任していました。時間的な制約もあったことに加え、苦情対応業務は精神的な負担も大きく、社員から疲弊の声が多く上がっていたとのことです。

 「モラルクレーム対応は、『やっぱり辛い』という声をずっと聞いていました。言葉に出していなくても疲弊が顔に出ている社員もいて、改善したいという思いが長い間ありました。マモロッカには、こちらから問い合わせました」

 導入して半年が経過し、モラルクレームを社内で対応する件数は月に1件程に減りました。電話対応や、事実確認に割いていた時間を削減でき、オーナー訪問、事務処理、現場での対応に、多くの時間を割けるようになったといいます。

 「従業員のストレスが大きく軽減できたと思います。元警察官によるモラルクレーム対応は、入居者のマナー悪化に対する抑止力になると思います」

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【商品概要】
商品:近隣トラブル解決支援サービス・mamorocca(マモロッカ)
価格:入居一室に付き月額設定
   追加費用や成功報酬は一切不要

【会社情報】
社名:ヴァンガードスミス
設立:2015年
代表取締役:田中 慶太
資本金:104,700,000円(資本準備金を含む)
事業内容:トラブル解決支援サービス事業
本社所在地:東京都港区西新橋1‐1‐1 日比谷フォートタワー10階
HP:https://www.v-smith.co.jp/
問い合わせ先:ヴァンガードスミス
MAIL:contact@v-smith.co.jp 事業企画室