らくなげ新元社長に聞く、攻めの賃貸管理の事務代行「らくなげ」とは?

2024年03月16日

 らくなげ(東京都新宿区)が提供する賃貸管理会社のためのBPOサービス(事務代行サービス)は、「契約業務」「更新業務」といった賃貸管理に関わる事務を、賃貸管理会社から丸ごと受託するサービスです。サービス開始から1年で賃貸管理会社契約数が50社、クライアントの総管理戸数は30万戸に達しました。新元社長に、BPOサービスを導入する賃貸管理会社の実態と、このタイミングでいえらぶGROUPに参画した理由について聞きました。


Q1 そもそも、賃貸管理業って事務代行できるの?

らくなげ代表 新元翔大氏

―――賃貸管理の事務作業を代行するBPOサービスって不動産賃貸管理会社に知られているのでしょうか?

新元:知らない方が大半だと思います。最近は、BPOという言葉を使わず、不動産特化型の事務代行という言い方をしています。サービスについて説明すると「こんなサービスを探していた!」という方が一定数いますが、ほとんどの方は「賃貸管理の事務作業を代行してもらう発想がなかった!」と驚かれます。ビルメンテナンス業務の領域については、外注するイメージを描きやすいようですが、契約書を作成したり、発送したり、社内のシステムに情報を入力したり、日々の事務作業を外注するイメージを持っている方は少数です。

 Q2 賃貸管理の事務代行で実現する
「攻め」の戦術とは?

―――一方で、事務代行に積極的な賃貸管理会社もあるようですが、「らくなげ」を導入する主な理由は何ですか?

新元:賃貸管理会社様が「らくなげ」を導入する理由は主に3つです。

1つは、売り上げを拡大するためのリソース確保です。管理戸数が増えるにしたがって、事務作業が追いつかなくなる賃貸管理会社が多いのです。営業担当者は新規案件を獲得するほどに、データ入力、報告書作成といった事務作業が増えていきます。その結果、売り上げを伸ばすための営業活動に時間を割けない、という声をよくお聞きします。

そういう方々の事務作業を引継ぎ、賃貸管理会社様にはお金を生み出す作業に集中してもらうことが、我々が目指す姿です。「らくなげ」を導入し、過去最高益を達成した賃貸管理会社様もいらっしゃいます。

残りの2つは、人手不足の解消と、業務の効率化です。事務代行と聞くと「守り」のイメージがあるようですが、実は「攻め」の戦術なんですよ。

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記者のここが知りたい!

ーーー業務をアウトソーシングする場合、業務を切り分ける準備作業が重いと聞きます。その点はいかがでしょう?

新元:「らくなげ」を導入いただくにあたり、当社スタッフが賃貸管理会社様の業務フローを整えたうえで、マニュアルを作成しています。BPOサービスを導入する場合、発注企業がマニュアルを用意することが多いのですが、業務が属人的に処理されていることが多く、マニュアル作成に手間取り導入を断念する事例が少なくありません。当社のサービスにおいて、いちばん喜ばれている部分といえるかもしれません。

当社で作成したマニュアルは素人でも運用できるものです。そのため、新人教育ツールとして、非常に役立ちます。万が一「らくなげ」との契約が終わることになった場合も、マニュアルをお渡しすることにしています。

業務フローの設計から契約、運用までシステム全体をサポートできるので、業務のDXを目的に「らくなげ」を導入される賃貸管理会社様もいらっしゃるんですよ。

Q3 具体的に「らくなげ」でどんなことができるのですか?

新元:「らくなげ」には3つの特徴があります。

1 厳選された経験豊富なアシスタント
賃貸管理業務の経験が豊富なスタッフを採用しているので、安心してご依頼いただけます。雇用リスクやマネジメントコストのかかる自社社員に任せるのではなく、当社に業務代行依頼することでコストカットにつながったというお声もいただきます。

2 バックオフィス部門を徹底サポート
不動産賃貸管理会社様は、接客やオーナー対応など、コアとなる業務に集中していただけるよう、「らくなげ」がバックオフィス部門を徹底的にサポートいたします。

3 代行業務を希望に合わせてカスタマイズ
募集、入力、解約業務など、不動産賃貸管理会社様のご希望にあわせて、代行する業務をカスタマイズすることができます。

幅広い業務の代行をおこなっています

ーーー「らくなげ」を導入すれば、不動産賃貸管理会社の業務が楽になるということですか? 

新元:正確に言うと、今までおこなっていた業務を行わずにすむということです。空いた時間をチェックにまわしてミスを減らしたり、家賃アップやオーナー開拓に動くことができます。

業務が減少すれば社員の負担が減るので、離職率を下げる効果も見込めます。

また、不動産業の管理システムは、カバーする領域が大幅に広がって複雑化しています。そのため、不動産会社がシステム全体を把握して運用することが難しくなっています。そうした課題も「らくなげ」を活用いただけば解消できます。

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Q4 いえらぶグループとして、今後の戦略は?

ーーーいえらぶGROUPに参画されましたが、これにより、今後のサービス展開に変化はありますか?

新元:株式会社らくなげは、2022年にいえらぶGROUPに入りましたが、「らくなげ」のサービスは「いえらぶCLOUD」だけでなく、さまざまな会社のクラウドサービスに対応しており、そこはこれからも変わりません。
それでも敢えて、いえらぶGROUPに参画した理由を述べるなら、いえらぶグループは、不動産業界において、技術、ブランド両面での信頼を確立しており、

  • ITを使って不動産会社様の業務を効率化する
  • 誰もが快適に住まいを探せる環境をつくる

という、いえらぶGROUPの使命が、グループ全体に行きわたっているからです。

システム問わず対応できる「らく」な部分は保ちながら、不動産業界全体を良くするいえらぶGROUPのノウハウや知識を活用して、より良いサービスを提供してまいります。これからもいえらぶGROUPの一員として、当社も、住業界にイノベーションを起こし、誰もが安心できる住まい選び「いい家、選ぶ」を実現できる明日をつくってまいります。


<株式会社らくなげ 新元翔大 代表 プロフィール>

兵庫県出身。新卒でアパレル企業に入社。東証一部上場企業の投資用不動産販売会社に転職し、売上トップに。不動産業界で得た知識を活かして、2019年にらくなげを起業。2022年に株式会社いえらぶGROUPにジョインし、BPO事業を展開する。


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【商品・サービス情報】
(これまでに提供してきた主なサービスの紹介)
・いえらぶCLOUD
主な商品機能として、物件情報、業者間流通、賃貸管理、広告出稿、反響管理、業務分析などがある。
いえらぶCLOUDに関する記事はこちら

・いえらぶBB
「いえらぶBB」は賃貸管理会社と賃貸仲介会社をつなぐ無料の業者間流通システムです。賃貸仲介会社・賃貸管理会社それぞれの基幹システムとの連携により、物件流通から内見予約・申込み、保証審査から契約までを一気通貫でオンライン化できます。システム連携により、ワンクリックでの物件取込み・サイト掲載、リアルタイムでの物件確認が可能で業務効率化に貢献します。

・らくなげ
不動産業界に特化したBPOサービスで、不動産会社は募集・解約・入力といった様々な業務プロセスを一括して委託することができる。

【グループ企業の紹介】
株式会社いえらぶマーケティング
株式会社いえらぶ琉球
株式会社いえらぶコミュニケーションズ
株式会社いえらぶパートナーズ
株式会社ピーシーコネクト
株式会社いえらぶパーク
株式会社らくなげ
株式会社いえらぶクリエイターズ

【会社概要】
◼︎会社名:株式会社らくなげ
代表者:新元翔大
設立:2020年8月
資本金:6,658万円
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階
TEL:03-4400-2976
メール:info@rakunage.co.jp
コーポレートサイト: https://rakunage.co.jp/

【会社概要】
企業名:株式会社いえらぶGROUP
代表者:代表取締役 岩名 泰介
本社所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階
設立:2008年1月
資本金:38,250,000円
従業員数:682名(2023年12月現在グループ全体)
事業内容:SaaS事業、システム開発事業、コンサルティング事業、メディア事業、ホームページ制作事業、採用支援事業、WEB広告事業、アライアンス事業、賃貸保証事業、駐車場DX事業、SNSマーケティング事業、賃貸管理BPO事業
ホームページ:https://www.ielove-group.jp/
TEL:050-1750-8270
メール:ad@ielove-group.jp
問い合わせフォーム: https://ielove-cloud.jp/contact/