入居者の対人トラブルに警察官OBが対応

  

 騒音をはじめとする入居者間のトラブルを、警察官のOB・OGが対応するサービスが伸びています。これにより、不動産管理会社の従業員の業務負担も軽減され、トラブルに巻き込まれる危険性も避けられるというものです。

 レジデンシャルペイメント / mamorocca(マモロッカ) 

依頼の大半は騒音トラブル

 コロナ禍以降のテレワークの増加により在宅率が上がるにつれて、賃貸住宅の入居者間でおこるトラブルの数が増えています。警察官OB・OGが対応するトラブル解決サービスを提供するレジデンシャルペイメント(東京都中央区)は、「24時間駆け付けサービス」を提供する、ライフライン24(東京都豊島区)、シード・コーポレーション(福岡市)、ジャパンベストレスキューシステム(名古屋市)、アクトコール(東京都新宿区)と提携し、これまでのパッケージに付け加えるサービスとして、不動産仲介店での販売を始めました。サービス開始から3年で、契約数は約10万件に達しました。

 依頼が多いのは、騒音、ストーカー被害、不法侵入などです。中でも依頼の53%を占めるのが騒音問題です(2021年2月)。「入居者間トラブルの大半は騒音をきっかけに起こる。当事者同士による解決は難しく、連絡を受けた不動産管理会社の対応が遅れると、深刻化するケースが多い」と本村能満社長は話します。


手が回らない管理担当の業務を代行

本村能満社長
▲レジデンシャル ペイメント(東京都中央区)
 本村能満社長

  トラブルの現場に慣れている警察官OB・OGは、行政手続きや、関係する法律の知識も豊富です。「解決の鍵は、トラブルの芽を早く摘むこと。依頼主のストレスが大きくなリ過ぎないうちに対処することが肝要」と本村社長は話します。解決方法には、原因となる居室の床や壁に防音対策を施すことや、対応した事実を騒音を訴えた相手にも伝えることなどがありますが、実際は、当事者同士の間に入って両者の話しを聞くことで解決できることも多数あると言います。

 不動産管理会社の担当者から依頼されることも増えています。現場の物件管理を任された店舗責任者が、入居者のトラブル対応に手が回らず、助けを求めるケースが大半のようです。従業員がトラブルに巻き込まれ、危害を加えられることもあるため、業務負担削減や安全性の確保を鑑みて、導入を決めるケースもあるそうです。

 大手不動産会社での取り扱いも相次いでいます。エイブルは2018年1月に一部店舗で販売を開始し、2020年7月から全店舗で取り扱いを始めました。2021年1月からは、ハウスコム(東京都港区)でも販売が始まりました。

 賃貸入居者に始まったトラブル対応サービスですが、同社は今後、高齢者向け、法人向けなどにも範囲を広げ、社会のニーズに応えていきたいという考えているようです。


【導入企業の声】

ハウスコム・担当者

 ハウスコムが経営をサポートする自主管理オーナーの賃貸住宅に住む入居者には、当社が費用を負担し「mamorocca」を付帯しています。当社が仲介する契約の3割程度にあたります。

 導入した理由は2点です。当社で仲介した入居者様に、他社では得られないサービスを、安心という形で提供したかったことと、入居者対応に当たる現場スタッフの負担を軽くすることです。今後は、当社で仲介する他の7割のお客様に対しても、何らかの形で提供していけないか、検討しているところです。

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【問い合せ・相談はこちら】

050-5223-3582(9:45~11:30、12:30~19:00、日曜休、テレビ電話相談も可能)

【商品概要】
名称:mamorocca

【会社情報】 https://r-payment.co.jp/
社名:レジデンシャルペイメント
設立:2015年
代表取締役:本村能満
資本金:1000万(資本準備金含む)
事業内容:コンテンツサービス開発・提供、近隣トラブル解決支援サービス(mamorocca)、プロモーション集客サービス
従業員数:35名
本社所在地:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-11-2 川商ビル2階
連絡先:03-3527-3790