空室対策と管理業務の効率化をスマートロックで実現 月額8万円~でIoTプラットフォームを提供

2021年06月14日

 集合住宅向けIoTシステムソリューション事業を手掛けるJLabs(ジェイラボ:東京都渋谷区)が提供する不動産管理向けIoTプラットフォーム『RouteZ(ルートジー)』は、お部屋をIoT化し、スマートフォンのアプリでコントロールできるシステムです。リモートで家電品を操作できるなど、便利で安心な機能を提供することで入居者の満足度向上が期待でき、管理会社の空室対策に貢献します。さらに、アプリとスマートロックによって、入居者や取引業者とのコミュニケーションもスマートに。管理会社の物件の管理業務も効率化することができます。月額8万円から低価格で導入できるのも魅力です。

  

株式会社JLabs(ジェイラボ)/RouteZ

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入居者アプリとスマートロックで物件管理を効率化

 入居者向けの掲示物やポスティングをアプリに配信することで、紙の印刷コストや、物件まで出向く手間を削減することができます。画面の確認ボタンを押せば、入居者の閲覧状況も確認することもできます。入居者からの問い合わせはチャットで応対可能。画像のやりとりもできるため、現場の状況を写真で確認しながら応対するなど、円滑で効率的なコミュニケーションが可能です。応対履歴が残るためトラブル防止にもつながります。

 さらに、スマートロックの導入により、入退去時の鍵管理コストを削減することができます。入居者はICカードや暗証番号で開錠・施錠することができるため、入居時の物理的な鍵の受け渡しや管理の手間がかからず、紛失リスクもありません。退去に伴う鍵交換も必要なく、手間やコストを削減できます。

 空室期間中は、管理会社や家主がワンデイパスコード(一日限りの暗証番号)を発行することできるので、内見案内する仲介業者やハウスクリーニング事業者などには、その暗証番号で入室してもらうことができます。立ち入り業者が専門アプリをダウンロードする必要もなく、物件に電気が通っていなかったり、通信環境がなかったりする場合も作動します。

▲スマートロックを導入することで、仲介事業者との鍵渡しなどの業務を削減可能だ。

便利で安心なIoT機能で入居率&定着率をアップ

 スマートロックは、物理的に防犯性が高く、オートロック機能によって施錠忘れを防止するなど、入居者にとっても便利で安心な機能が豊富で、物件の付加価値向上にも貢献します。

 さらに、入居者が操作できるデバイスはスマートロックに限りません。IoTの導入によって入居者のライフスタイルに合わせた便利で安心な機能を提供できるため、入居者の満足度を向上させ、入居率・定着率アップが期待できます。例えば、入居者はICカードで玄関のスマートロックを解除するだけで、自動で部屋の照明が点灯、エアコンが作動し、テレビやオーディオの電源がオンになるといった一連の動作を設定することができます。このような動作設定を「シナリオ」と呼び、その種類はIoTデバイスの組み合わせとアイデア次第でいくつでも作ることができます。

 シナリオは、管理会社が入居者のニーズに合わせてあらかじめ登録しておくこともでき、入居者自身が自分のライフスタイルに合わせて設定することが可能です。

▲活用したいサービス内容を、入居者が選ぶことができる。

大掛かりな工事は不要 低コストで構築可能

 システム利用料金は定額制です。100戸まで月額8万円。それ以降は1戸単価で料金がプラスされます。保守費用は、どのように運用をするかによって異なりますが、IoTデバイスの数が増えても基本料金は変わりません。後付型のため、既存のサービスのIoT化も容易に実現します。大掛かりな工事が必要なく、低コストで自由度の高いIoTサービスを構築できるのも魅力です。

大手通信事業者グループ企業への供給実績あり

 現在は、賃貸住宅にインターネット環境を提供する企業や、管理会社などを通して販促しており、既に大手通信事業者グループ企業への実績もあります。導入した企業の担当者は、「スマートロックによる鍵の運用効率化という管理会社のメリットだけでなく、物件のセキュリティや利便性の向上が空室対策につながる点で、物件オーナーにも評価いただいている」と話します。

長年培ってきたIoTの知見やノウハウを結集して開発

 一般的にIoTサービスは、スマートロックや家電操作など単一機能に特化したものが多く、後から機能を追加しようとすると費用面での負担が大きくなりがちです。これに対して『RouteZ』は、最初から機能拡張することを前提に設計。低価格で自由度の高いIoTサービスの提供を実現しました。その背景には、開発を手掛けるジェイラボが長年培ってきたIoT分野の知見やノウハウがあると、同社榎本淳也代表は話します。

「当社は、ホームエレクトロニクスを中心としたソフトウェア、クラウドシステム、アプリケーションなど幅広い開発を行っています。特にIoT分野においては、「IoT」という言葉が世の中に広まる以前から研究・開発を続けてきました。その知見やノウハウを結集して開発したのが『RouteZ』です。スマートロックを導入されたお客様からは、『一度使うと便利でやめられない』といったお声をいただいており、物件の付加価値を大きく向上させる利便性の高いものであると確信しております。一方で、管理面においても『大幅な業務効率化を実現できる』と、管理会社様から非常に大きな期待をいただいています。『RouteZ』はさまざまなサービス事業者様との連携(施設予約システムや内覧システムなど)も可能な汎用性の高いIoTプラットフォームとなっております。具体的なサービス連携の話も進んでおり、近いうちに、より使いやすさを追求しパワーアップしたものを皆様にご提供できると思います。今後もお客様の利便性を徹底的に追求し、さらなる進化を続けてまいりますのでどうぞご期待ください」

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【商品概要】
名称:RouteZ (ルートジー)
使用用途:物件管理の業務効率化と、IoT対応マンションとして物件の魅力をアップ。
価格:システム利用の基本料金月額8万円(100戸まで)。
IoTデバイス購入費用および、保守費用は別途。
お客様のご要望にあわせて最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

【会社情報】
社名:株式会社JLabs(ジェイラボ)
設立:2012年11月27日
本社所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-9-4 長谷川力ビル6階
代表者:榎本 淳也
事業内容:ホームエレクトロニクスを中心とするIoTシステムソリューション事業
連絡先:03-6712-2779