建物の損傷を早期発見する無料診断 賃貸住宅を対象に全国で展開 

2022年06月24日

 建物メンテナンスのカシワバラ・コーポレーションが、賃貸住宅の建物診断サービスを全国で行っています。屋根、外壁、塗装、タイルの剥離、コンクリートの劣化による浸水状況などを、プロのスタッフが現地に赴き無料で診断します。躯体の損傷につながる建物の綻びを見つけ、早期補修による維持管理コストの低減を提案しています。

カシワバラ・コーポレーション / 建物無料診断サービス

大規模修繕のプロが建物の細部を点検

 素人では気が付きにくい建物の劣化状況を、マンションの大規模修繕に長年たずさわってきたプロのスタッフが診断します。無料診断の対象は、屋上、壁面、階段、手すり、踊り場、ベランダなど、建物全体を目視・手の届く範囲で打診します。塗装、防水加工の綻びから、建物の劣化を加速させる浸水などの進行を確認。壁面がタイルの場合は浮きを確認し、剥がれ落ちる危険性をチェックします。

高層階の壁面や屋上の様子を確認するドローン診断、コンクリート劣化の進行具合を測る中性化調査、給排水管を見るファイバースコープなどの特殊調査も有料オプションで対応します。目視だけでは分からない内部の劣化や破損を、専用機材を使用して、プロがチェックします。

 カシワバラ・コーポレーションは全国に拠点を持つため、無料診断も全国対応します(※離島など一部対象外地域あり)。建物の種類も、木造、軽量鉄骨、RC造などあらゆる構造に対応します。

▲診断中は診断方法の説明を織り交ぜながら、建物の状態について調査していく

竣工から5年の建物で大きな損傷が見つかることも

 早い建物では竣工から5年経過した頃から、コンクリートへの浸水、一見すると修繕の必要性を感じない塗装の剥がれなど、躯体に大きな損傷を与える綻びが見つかるようになるそうです。早期発見出来れば、損傷した部分を補修するだけで済み、補修工事金額も安価で収まります。しかし、柱や梁など躯体部分に損傷が及び、安全性が著しく損なわれた場合は、大規模な工事を要することもあります。

 長期修繕計画をあらかじめ用意する賃貸住宅は少ないのが実態ですが、「建物を長持ちさせるには10~15年ごとの大規模修繕が望ましい」と同社の山本大地さんは話します。

【事例紹介】 10年ごとに大規模修繕する建物の診断を依頼

頑張る家主の会

松浦昭会長

 がんばる家主の会、会長の松浦昭さんは、大阪・生野区に所有する築37年のRCマンションの無料診断を行いました。当日は、2時間程度をかけて、屋上、壁面、階段、踊り場の打診、ドローンを使った目視では届かない場所、コンクリートの中性化進行、スコープを使った排水管の劣化といった項目を調査しました。松浦さんは現地に足を運べませんでしたが、ビデオ通話で診断の様子の報告を受けました。

<<アーカイブ【全編】動画を公開>>

 松浦さんは10年ごとに大規模修繕工事を実施し、定期的なメンテナンスを行ったこともあり、「良好な状態が保たれ、概ね問題がない」という診断評価がされました。一方で、外階段の一部で、雨水が浸水により階段裏の塗装膜とコンクリートの間に水がたまっていたことが分かりました。また、浸水が原因で内部の鉄部に錆が回り、押し出されたコンクリートが爆裂している箇所も見つかりました。詳細は、診断調査から10日後、カシワバラ・コーポレーションが提出した診断結果資料に記されました。

 松浦さんは「入居者から排水管に関する問い合わせが増えていたことから、配管を確認し、きれいに保たれているという評価を得られたので安心した。オンラインでも詳細を知ることができ良かった」と話しました。

▲実際に貰える診断結果書類の一部。建物の場所に応じて細かく結果が提示されている

▲松浦さんの建物診断報告書の全貌はコチラから確認できます

創業70年超、全国展開する建物メンテナンスの老舗

 カシワバラ・コーポレーションは山口県岩国市で1949年に創業し、工場やプラント施設の建物補修で事業を拡大しました。現在は、国内外で事業を展開し、2021年度の売り上げは886億円(グループ連結)です。

 マンション大規模修繕事業も20年以上の実績があり、全国で事業を展開しています。これまでは分譲マンションが中心でしたが、2021年から賃貸住宅市場での事業を強化し、家主や賃貸管理会社との関係を強化しています。

「建物の劣化から漏水が起きると、居住者との補償問題につながることが少なくありません。家主さんは、心労が耐えなくなります。賃貸住宅も長期修繕計画を持つべきですが、まずは無料診断で、自分の建物について把握することから始めて欲しいと考えています」(山本さん)

【商品情報】
商品:建物無料診断サービス
価格:無料診断(※一部有料オプション有)
【会社情報】
社名:カシワバラ・コーポレーション
創立:1949年
代表取締役社長:柏原 伸介
資本金:2億5千万円
従業員数:単体927名、連結1490名(2022年4月30日現在)
事業内容:マンション大規模修繕事業、インフラメンテナンス事業、不動産開発事業、建築事業など
本社所在地:東京都港区港南1丁目8番27号 日新ビル9階
会社HP: https://www.kashiwabara.co.jp/
TEL:0120-61-5000(月~金、10時から17時まで)