賃貸住宅のIoT化を実現 7月の販売物件から導入開始

2020年08月23日

 アパートの販売と賃貸管理を行うアイケンジャパンは2020年7月以降に販売する賃貸住宅にIoTを導入しました。スマートロックや家電の遠隔操作など住まいのIoT化は賃貸住宅でも導入が進んでいます。

▲『Aiken Smart Home』の概略イメージ

スマートロック、ホームIoT、クラウド型防犯カメラの3つ

アイケンジャパン / Aiken Smart Home

 アパートの企画・販売と賃貸管理を行うアイケンジャパン(福岡市)は2020年7月の販売物件から賃貸住宅のIoT(モノのインターネット)化を実現する『Aiken Smart Home(アイケンスマートホーム)』の導入を開始しました。スマートロックとホームIoT、クラウド型防犯カメラの3つのシステムで安心安全、快適な暮らしを実現するものです。2020年6月末時点の施工実績は862棟、管理戸数は6078戸。

 スマートロックは、スマートフォン、ICカード、暗証番号から鍵を選択でき、物理的な鍵以外でも管理できるため紛失の恐れがなく、解錠の遠隔化・自動化が可能。暗証番号の場合は発行履歴の確認もできます。インターネット通信を伴わず、ハッキングや通信トラブルの心配もないといいます。解錠履歴3000件分の保存やオートロック、ブザー機能なども備え、安全性も高くなっています。

 ホームIoTは、架電の遠隔操作や開閉センサーなど、快適性と安全性を高めるサービスで、スマートフォンのアプリで複数家電の同時操作が可能。外出先からも遠隔操作できます。各家電のリモコンを探す手間もなく、エアコンを帰宅前に入れるなど快適な生活をサポートします。スマートロックとの連携で閉め忘れ対策や、各種センサーが不審者の侵入を検知した場合はスマホに通知するなどセキュリティー面も充実。セットアップもメーン機器をコンセントに差してボタン一つで完了します。

 クラウド型防犯カメラは、映像をクラウド上に保存。スマホなど複数の端末から映像を確認・編集できたり、カメラ本体の異常にもすぐに気付いたりでき、録画機器が不要なため盗難による映像流失リスクや、破損時の修理費用、現地確認も最小限に抑えられます。

【商品概要】
名称:Aiken Smart Home(アイケンスマートホーム)

【会社概要】
社名:アイケンジャパン
設立:2006年8月18日
代表取締役:中島厚己
資本金:5000万円
事業内容: アパート・マンションの企画・販売、不動産仲介業、建築の設計・施工・監理、前各号に付帯する一切の業務
本社所在地:福岡県福岡市中央区天神2-7-21天神プライム12階
連絡先:092-739-6655(本社代表)