母子シェアハウスの電話相談室 精神的支援や孤立化を防止

2020年08月23日

 母子シェアハウス入居者向けに『心の電話相談室』を開設。保健師が電話で無料相談を受けるもので、入居者の精神的支援や孤立化の防止が目的です。対応する保健師は病院などで勤務する現役の保健師で、女性やシングル世帯への支援経験がある人。

▲相談へのハードルを下げることが狙い。

NPO法人全国ひとり親居住支援機構 / 心の電話相談室

 NPO法人全国ひとり親居住支援機構(神奈川県横浜市)は、母子シェアハウス入居者向けに『心の電話相談室』を開設しました。月に2回、21~23時の間に保健師が電話で無料相談を受けるもので、入居者の精神的支援や孤立化の防止が目的です。行政にも電話相談窓口はあるが、「入居するシェアハウスに付帯しているサービスと入居者が感じることで、相談へのハードルを下げることが狙い」と秋山怜史代表理事は話す。

 対応する保健師は病院などで勤務する現役の保健師で、女性やシングル世帯への支援経験がある人です。住居自体への相談や「住居確保給付金」などの支援制度については、保健師が電話を受けている間に相談者に確認の上、秋山代表理事にチャットで確認し回答します。

 同サービスに先駆けて入居者と会員企業を対象に、NPOの顧問弁護士による電話相談を行っています。離婚相談や事業者と入居者間のトラブルなどの相談などに応じ、初回の電話相談が無料です。同NPOは2019年7月に設立し、会員企業数は19事業者。運営する母子シェアハウスは19棟105室です。

【商品概要】
名称:心の電話相談室

【会社概要】
社名:NPO法人全国ひとり親居住支援機構
本社所在地:〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町3−60泰生ビル3階cosmos
連絡先:045-323-9347