入居者の初期費用低額プランを 新築アパートに標準採用

2022年03月24日

 東海エリアで収益物件の販売を行うフィリックス(愛知県名古屋市)は、同社開発の新築アパートやグループで管理受託する他社のアパートを対象に「F-3000」プランを標準サービスとしました。「F-3000」は、賃貸住宅の入居者が月額3300円(税込み)を負担することで初期費用が0円となるサービスです。

▲フィリックスが自社開発するアパートのイメージ

入居者の負担を軽減し稼働率の安定を目指す

フィリックス / F-3000

 フィリックスは、2021年12月から同社開発の新築アパートおよびグループで管理受託する他社のアパートを対象に「F-3000」プランを標準サービスとしています。「F-3000」とは、賃貸住宅の入居者が月額3300円(税込み)を負担することで、初期費用が0円となるサービスです。フィリックスのグループ会社、フィリックスリーシングが管理する物件を契約する際に、敷金・礼金、家賃債務保証会社の初回手数料、日割家賃、共益費などが無料となります。

 入居者は「F-3000」を利用することで、通常、家賃の4~5カ月程度かかる賃貸契約時の初期費用や引っ越し費用、家具や家電などの出費を大幅に軽減できます。入居者の金銭的負担を軽くし、新生活のスタートを迎えることができれば、同社の新築アパートを購入する不動産投資家への満室経営サポートにもつながると同社はみています。「F-3000」対象物件は100件ほどで、今後フィリックスが開発する物件はすべて対象となります。

 フィリックスは2021年に180戸程の賃貸住宅を開発。グループでの管理物件は1300戸(2021年9月末時点)、入居率は98.5%でした。同社は「F-3000」の提供により、今後もさらなる稼働率の安定を目指しているとのこと。

【商品概要】
名称:F-3000
概要:賃貸入居者がフィリックスリーシング管理物件と契約する際、フィリックスグループが「敷金・礼金」「保証会社・初回手数料」「日割り家賃・共益費」を負担して初期費用を0にするサービス。入居者は月額3300円(税込み)を負担する

【会社概要】
社名:フィリックス
設立:2008年
資本金:3000万円
事業内容:新築アパート建築・分譲事業、不動産投資・収益物件の販売事業、リノベーションマンション分譲事業、設計・建築事業、賃貸管理事業、住宅設備事業、IT事業、建設業者支援サービス
従業員:50人
本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー15階
連絡先:電話052-559-1777