マンション共用部でワークスペースの無人運営サービス開始

2022年02月02日

 無人コンビニエンスストア「Store600(ストアロッピャク)」を展開する600(東京都千代田区)は、2021年11月からマンション共有部にワークスペースを無人運営するサービスを始めました。人件費をかけずに低コストで導入することができます。

ワークスペース利用チケットは共有部にある「Store600」で販売

低コストで賃貸住宅の共用部に付加価値を付けられる

600/ワークプレイス無人運営企画支援プラン

 「ワークプレイス無人運営企画支援プラン」は、マンション共用部におけるワークスペースを無人で運営するサービスです。新型コロナウイルス下で多様化した働き方に合わせて需要が増加するワークスペースを、人件費をかけずに低コストで運営することできます。

 同サービスの対象は、賃貸住宅も含む集合住宅に併設されたワークスペース。サービス利用の対象は物件の入居者です。まず、ワークスペースの入り口付近に「Store600」を設置し、同ストアを利用して座席チケットを販売。利用者は「Store600」専用のアプリを使って扉を開閉、チケットを購入するという流れになります。利用方法は、紙のチケットに利用時間を記入し座席のチケットフォルダに収めて席を利用。利用後は各自でチケットを破棄します。最大3時間の利用が可能で、現時点では、利用状況を監視するシステムは導入せず、利用者のモラルで時間を守ってもらいます。600への委託料金は、初期費用と月額費用となり、対象となるワークスペースの広さなどから物件ごとに金額が異なります。

 同社の法人事業本部第二事業部の後藤智子マネージャーは、「すでに同サービスを導入している大型の分譲マンションでの利用者層は、高校生から高齢者までと幅広い。作業や読書のために使用しており、自宅や職場のほかに気分転換をする場所としてワークスペースを利用する需要が増している印象」と話します。

【商品概要】
名称:ワークプレイス無人運営企画支援プラン
価格:詳細は600に問い合わせを

【会社概要】
社名:600
設立:2017年
代表者:久保 渓
事業内容:無人ストア「600」「Store600」、AIを用いた自販機訪問最適化システム「Vending Hero」の運営
本社所在地:東京都千代田区東神田2-1-9
連絡先:電話03-6810-9722(9:00〜18:00、月・火・木・金曜のみ)