給水管を交換せず、水の力で赤さび劣化を解決

 給排水工事・メンテナンス事業を行う都市拡業(横浜市)が、1989年から取り組む「酸化被膜工法」は、 “管”そのものに手を加えるのではなく、“水”に働きかけることで給水管を修復・再生するもので、一般的な工法と比べて大幅な工費削減と工期短縮が期待できます。

 

「酸化皮膜工法」のPDF資料をこちらからダウンロードできます


株式会社 都市拡業(としこうぎょう) / 酸化被膜工法

▲『CNBC時代のNEW WAVE 都市拡業(株)の水道管赤錆劣化対策 ザ・バイオウォーター』

赤さびを黒さびに変え、配管を復元する「酸化被膜工法」

 水道管劣化の原因は、配管地金を浸食する赤さびです。「酸化被膜工法」の基本的な考え方は「さびをもってさびを制する」。給水管を通る水の質を変えることで、給水管を劣化させる赤さびを黒さびに変え、管を元の肉厚に復元します。

 水中でさびない鉄はありません。鉄が急速に酸化すれば赤さびができ、ゆっくり酸化すれば黒さびができます。赤さびはすき間が多いため、中に水が染み込んでどんどん腐食が進行し、鉄をボロボロにします。一方、同じさびでも黒さびは組織が緻密なため、水が染み込むこともなく、安定した被膜となって鉄を保護します。「さびをもってさびを制する」とは、この2つのさびの化学的性質を利用し、黒さびで赤さびを制御するという意味です。

▲赤さびが管を浸食
▲黒錆被膜が管壁を覆っている(放置後10年)

肉厚が失われた配管も黒さび化で元の肉厚に復元

 水の改質には、人工の鉱物結晶を高温で焼成したセラミックファンを内蔵した装置「ザ・バイオウォータ」を使用します。山の鉱物結晶の働きを人工的に再現しており、この装置を給水管に設置し、その中に水道水を通すだけで、山の岩清水のような活力のある水に改質します。その結果、錆の下層の地金に接する部分から黒さびが形成され、赤さびでえぐられ漏水寸前の配管は黒さびによって元の肉厚まで復元できます。

▲水の改質を行う給水管直結の水質改善装置「ザ・バイオウォーター」
▲赤さびを黒さびに変えで管の肉厚を復元

 酸化被膜工法の施工実績は、販売開始以来、約3,000件。対象はマンション、工場、病院、オフィスビルなどさまざまです。同工法を採用した最も古い建物は、施工後30年近くになりますが、クレームはこれまで1件もないといいます。事実、新宿新都心の高層ビル「新宿三井ビル」におけるフィールドテストでは、導入から10ヶ月でテストピースの地金表面が100%黒さびで覆われ、赤さびによる腐食劣化から保護されていることが確認され、信頼を得る結果となりました。

【新宿三井ビル テストピースによる比較テスト】 

▲2018年5月〜2019年6月に実施。同じ水道管から切り出したテスト用の材料(テストピース)を観察・分析。酸化被膜工法を施工したテストピースは、98日後には鉄さび中の黒さび(マグネタイト)の割合が38%に、294日後には100%になった

低コスト・短納期で原則メンテナンスフリー

 費用は、仮に50世帯規模のマンションに導入した場合、300万〜500万円前後。工期は半日から1日程度です。配管交換の約16分の1、ライニング工法の約5分の1に費用を抑えられます。工期も配管交換の1〜3ヶ月に比べると、大幅に短縮可能です。また、一度導入すれば、建物の寿命まで使用することができ、日本の水道水のような軟水の場合はメンテナンスフリー。約30年前、最初に施工した建物も現在まで効果が続いています。

 導入にあたっては、水の使用用途・建物の状態・パイプの種類など、現場の状況をしっかり診断した上で根本的な解決法を提案しています。


水改質の度合いを測定する装置も開発

 2014年には水質の改善効果を測定する装置を開発。この装置の開発には田尻社長の強い想いがありました。「再現性、合理性があり、効果を数字で測定できること、そして効果をコントロールできなければ工業製品とはいえません。水質改善という働きがわかりにくい商材だからこそ、誰もが効果を見えるようにしたかったのです」。希望があれば、導入前に水質のモニタリング検査も実施しています。

 都市拡業は、明治42年の創業より100年以上にわたって、都市の水環境に関わる仕事をしてきた老舗企業。その長い歴史の中でも、今ほど、赤さび対策が重要になっている時代はないと、田尻社長は話します。「酸化被膜工法は、赤さびによる水道管の老朽化という社会的課題を解決するだけでなく、都市の水環境にもよい影響を及ぼします。自信を持っておすすめできる商材です」。

「酸化皮膜工法」のPDF資料をこちらからダウンロードできます


【商品概要】
■名称: 酸化被膜工法
■使用用途: 給水管の劣化対策
■価格:水質検査費用4万円(希望された場合)。導入においては、お客様のご要望にあわせて最適なプランをご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。

【会社概要】
■社名:都市拡業株式会社 (としこうぎょう)
■創業:1909年
■設立:1957年
■本社所在地:〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台25
■代表者:田尻恵保(たじりやすお)
■事業内容:水処理装置製造・販売、給排水衛生設備工事およびメンテナンス、排水管他各種高圧洗浄清掃
■問い合わせ先:045-231-5744(エランビタール株式会社)
※「ザ・バイオウォータ」「酸化被膜工法工事」の販売・施工管理は、都市拡業の関連会社エランビタール株式会社が対応させていただきます。