ビットコインで家賃決済 まずは超高級レジデンスで対応

収益不動産の再販事業を行うレーサム(東京都千代田区)は、仮想通貨ビットコインで家賃の支払いを可能にする決済サービス『Crypto Residence(クリプトレジデンス)』の提供を始め、注目を集めています。最初に対応したのは、家賃月額245万円~の超高級賃貸物件です。

▲仮想通貨で決済対応する『プレミアムレジデンス白金長者丸』

想定利用者は帰国して間もない富裕層や外国人など

レーサム / Crypto Residence

 2021年4月、レーサムは、仮想通貨ビットコインでの家賃の支払いをできるようにした決済サービス『Crypto Residence』の提供を始めました。

 顧客が仮想通貨を保有するウォレットから同社の仮想通貨取引所の口座に、中心的な管理者がおらず、自律分散したP2Pネットワークを通じて送金する仕組みです。同サービスの想定利用者は、外国から帰国して間がなく、国内の納税記録・所得証明などの提出が難しい富裕層や外国人など。国内の審査関連書類や円に両替する手間がなく、スムーズに賃貸物件を利用できるようにと、家賃の決済手段として仮想通貨を採用したそうです。

 同サービスに対応した最初の物件である『プレミアムレジデンス白金長者丸』は、JR山手線「目黒」駅から徒歩7分の場所に位置する3階建てのマンション。もとは全17戸でしたが、同社が全7戸に全面改修したものです。専有面積は200~400㎡、家賃は月額245万~295万円の超高級賃貸で、2021年5月初旬に6戸の入居が決まっています。主な入居者属性は個人事業主です。「若年の富裕層は不動産を所有することに対して煩雑さを感じる傾向がある。手軽に住み替えができる賃貸住宅の新しい決済手段の一つとして仮想通貨を導入した。将来的には収益不動産の売買物件の決済にも採用していきたい」(黒木論一アドバイザー)

【商品概要】
名称:Crypto Residence
対応:家賃および敷金礼金、駐車場料金をBitcoinで支払うことができる。日本円での支払いも可能。(将来的にはBitcoin以外の暗号資産での支払いにも対応予定)
※詳細はレーサムへ問い合わせを

【会社概要】
社名:レーサム
設立:1992年
代表取締役社長:小町 剛
連結純資産:490億4000万円(2020年3月現在)
事業内容:収益不動産の再販事業
本社所在地:東京都千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート西館36階
連絡先:03-5157-8405