管理会社の業務を効率化する デジタルサイネージ

2021年04月17日

『マンションサイネージ』は、物件のエントランスやエレベーターホールなどにデジタル広告を配信する機器を設置し、管理会社からの連絡事項や広告を発信するデジタルサイネージ。これまで、管理会社がしていた掲示等の業務負担を減らしてくれるものです。

デジタルサイネージで、入居者へのお知らせなどの告知が可能

条件を満たせば、設置・運営の費用が無料に

フォーカスチャネル / マンションサイネージ

 広告代理店業務などを行うフォーカスチャネル(東京都豊島区)は、提供するデジタルサイネージ『マンションサイネージ』の賃貸住宅への導入提案を進めています。同サービスは、物件のエントランスやエレベーターホールなどに、デジタル広告を配信する機器を設置し、機器上で管理会社からの連絡事項や広告の情報を発信するものです。管理会社からの連絡事項などは、同サービスのシステムからログインし、掲載日時などを決めてデータを登録するだけ。これまでのように、管理会社が現地に赴いて掲示板に出力した紙を貼ったり、期日が過ぎた連絡事項を回収するといった、業務負担を減らす効果があります。

 機器のサイズは、高さ1600mmの49インチのタイプ、高さ1350mmの32インチのタイプなどがあります。これと併せて、カタログスタンドも設置し、パンフレットなどを置くことも可能です。同サービスの差別化ポイントは、一定の条件を満たした大型物件の場合、設置・運営にかかる費用が無料になる点。条件としては、100戸以上であることが一つの目安になります。

 コロナ禍で、管理会社の業務をオンライン上で行える同サービスへの関心が高まり問い合わせが増加しているそうです。こうしたニーズを受け、同社の海山龍明社長は「今後は、中規模の物件にも対応できる有料プランを作り、賃貸住宅でも導入棟数を増やしていきたい」と話します。同社は首都圏を中心に、約200棟のマンションに同サービスを導入。そのうち賃貸住宅は140棟2万戸の実績があります。2021年秋をめどに、大阪や名古屋などの大都市圏に設置可能エリアを拡げ、2021年中に賃貸住宅200棟での導入を目指しているそうです。

【商品概要】
名称:マンションサイネージ
価格:※有償設置と無償設置の2種あり。
「無償設置」は広告放映あり、広告はマンション管理情報とサンドイッチ状に配信される。
「有償設置」は広告放映がなく、月額課金制
サイズ:
49インチタイプ(高さ1600mm、幅669mm、奥行き720mm)
32インチタイプ(高さ1350mm、幅471mm、奥行き720mm)
※設置箇所により現場に合ったディスプレイサイズのサイネージを提案
その他スペック:※コンテンツの運用管理等は相談の上、フォーカスチャネルで代行も可能

【会社概要】
社名:フォーカスチャネル
代表取締役:海山龍明
資本金:2000万円
事業内容:広告業・広告代理店事業
本社所在地:東京都豊島区南大塚2-25-15 South新大塚ビル12F
連絡先:電話03-5877-3911