『アートアベニュー』藤澤社長「1年で入居率2%下がった」コロナ後の動向を検証する【ダイジェスト】

 賃貸管理業界のご意見番、藤澤雅義社長が率いるアートアベニューでは、コロナ禍以降、1年で2%入居率が下がった。年間契約件数は例年通りだったため、単純に解約件数が増えたということだ。

 入居者の2割を占めていた外国人入居者は1割に減少した。例年に比べ大幅に増加した退居者の中で、外国人が占める割合が非常に多かった。その7割は学生であり、授業のオンライン化やアルバイト先を失ったことによる収入の減少が影響したことが予想される。

 アートアベニューが管理する7000戸のうち7割を単身者物件が占め、その平均賃料は6万円だ。首都圏の平均的な単身入居者がこれまでの住まいを維持できなくなりつつあるとも言えそうだ。

 一方で、10万円を超える物件はコロナ前と変わらず好調だという。

 「貧富の差が広がっている、ということだろう。低価格帯の物件ほど供給過剰になりつつあり、家賃を下げる圧力も強まっている。注意が必要だ」(藤澤社長)


アートアベニュー

藤澤 雅義社長


オーナーズエージェント株式会社 代表取締役社長であると同時に、賃貸管理会社 株式会社アートアベニューの代表取締役社長を務める。

しかし、本人は「社長!」と呼ばれるのがあまり好きでないとのことで、社内での呼ばれ方は「マーク」または「マークさん」。

あたらしいものが好きで、良いと思ったものは積極的にどんどん取り入れる一方、日本の伝統に基づくものも大好きで、落語(特に立川志の輔一門)や相撲(特に豊ノ島・時津風部屋)を応援している。

「現場」で運用の実務にあたっているものが、一番不動産のことを理解し、的確な投資分析及びオーナーの収益に貢献をすることができ、また、仲介手数料収入に依存する仲介業者ではなく、安定収入のあるPM会社こそが、クライアントの側にたって本当のアドバイスができる、が持論。


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