エイブル 約800店舗でビデオ通話接客へ コロナ禍でも自宅にいながら部屋探し

2021年01月22日

賃貸不動産仲介大手のエイブル(東京都港区)は、ビデオ通話で接客対応できる『オンライン相談サービス』を提供しています。サービスを使える店舗を全国のフランチャイズ加盟店まで拡大中。自宅にいながら部屋探しをしたいというコロナ禍の利用者をサポートしています。

▲申し込みにアプリ等は不要。必要な情報を入力・送信するだけ

来店を敬遠するユーザーも気軽にオンラインで相談

エイブル / オンライン相談サービス

 『オンライン相談サービス』は、もともとエイブルの直営430店舗(2020年2月時点)の取り扱い物件に付いていたものですが、2020年12月より375の加盟店舗の物件にも順次対象を拡大。業界大手のサービス拡大によって、今後は賃貸不動産業界で、ビデオ通話を使った接客が定着する可能性も高まりそうです。

 賃貸物件検索サイト「エイブル」では、これまで部屋探しの問い合せについて、電話・メール・LINEの3つの方法で対応していましたが、そこに、ビデオ通話接客の『オンライン相談サービス』が加わりました。インターネットに接続できる環境でしたら、自宅にいながら店舗スタッフにオンライン相談が可能。相談者は気になる部屋の間取り図や居室などの画像をスタッフと共有しながら、物件詳細や周辺環境などについて説明を受けることができます。物件検索ページに設置された「オンライン相談」の申し込みボタンをクリックすると、担当する店舗とのビデオ通話接客の日時調整をするためのページへジャンプ。必要項目を入力して送信し担当店舗からメールで送られてくる指定URLへ予定日時にアクセスすれば、ビデオ通話による相談が始まります。時間は30~60分ほどです。(なお、オンライン相談未実施店の場合「オンライン相談希望」ボタンは表示されません)

 このやりとりは、エイブルの店舗だけが使える内部システム「AOS(エイブル・オンライン・システム)」を介して行われ、そこに、IT重説(賃貸借契約時に借り主に対する重要事項説明をオンラインで行うこと)など非対面接客に必要な機能を備えているのも強みです。

【商品概要】
名称:オンライン相談サービス
価格:無料(ソフトやアプリ等の利用もなし。通信費はユーザーの自己負担)
注意事項:インターネットに接続できる環境と、パソコン・スマートフォン・タブレットなど通信する際に必要な端末の用意が必要

【会社概要】
社名:エイブル
創業:1968年
代表取締役:堺 大祐
資本金:80,000,000円 事業内容:不動産賃貸仲介サービス事業、不動産賃貸仲介関連事業、不動産管理事業 不動産賃貸仲介フランチャイズ事業など
従業員数:3533人(2020年2月末現在)
本社所在地:東京都港区元赤坂1-5-5 元赤坂SFビル
連絡先:03-5414-0600