2万件超を掲載。多様な用途に応える時間貸しマッチング
2022年11月26日
住宅などを不特定多数に貸し出し、収益を得るスペースシェアリングサービスは、空室活用の一つの手法になっています。時間貸しマッチングプラットフォーム「スペースマーケット」は、マンションの一室や会議室などを掲載。2022年10月時点で掲載数は約2万1000件。テレワークや会議などから、仲間内でのパーティーなど、ゲスト(借り手)の多様な用途に合わせることができる品ぞろえです。
テレワークが普及し、個室ブースの需要も高まる
スペースマーケット / スペースマーケット
スペースマーケット(東京都渋谷区)は、時間貸しマッチングプラットフォーム「スペースマーケット」を2014年から運営しています。マンションの一室や会議室のほか、映画館、無人島まで種類に富んだ場所を掲載。2022年10月時点で掲載数は約2万1000件。ビジネスでの利用からパーティーなど、ゲストの用途に合わせることができる豊富な品ぞろえが強みです。
プラットフォーム上には、物件ごとの利用料金や空き状況、付帯設備の情報を掲載。物件によっては「平日限定」や「屋外テラスを使ったパーティー」など、曜日や用途によって利用しやすいプランを設定している場合もあります。プラン内容や料金は物件のホスト(貸し手)が自身で設定し、レビュー機能も搭載。ゲストは物件の使い勝手や満足度、ホストは規約に沿った利用がされたかなどを、互いに評価し合うことができます。対面でのやりとりがないため、レビューの内容がサービス利用における判断材料となります。物件の掲載料は無料で、マッチングが成立した際に料金が発生します。
新型コロナウイルス感染拡大後は4人以下での利用が増加。面積帯も20~40㎡の物件が増えました。また、ボックス型のテレワークスペースの登録も増え、2022年10月時点で約800件を掲載。同社の井上真吾執行役員は「同じ趣味を持つ人たちの集まりや、動画コンテンツ撮影などの利用も増えた。スペースシェアの需要の高まりに応えられるよう、どんな場所でも貸し出せる仕組みをつくっていく」と語ります。
名称:スペースマーケット
利用料:<会員登録>無料(ゲスト・ホストともに)※ホスト(貸し手)の掲載費用も無料 <手数料>ゲスト(借り手)は設定料金の5%、ホストは設定料金の30%をスペースマーケットに支払う ※売上の振込手数料、決済手数料はスペースマーケットが負担
予約:空きスペースにおいて1時間以上15分単位で予約受付可能
その他:専用ページの作成から予約受付、予約時の決済まで全てインターネット上で完結
社名:スペースマーケット
設立:2014年
代表取締役社長:重松大輔
事業内容:プラットフォームサービス「スペースマーケット」の運営
本社所在地:東京都渋谷区神宮前6-25-14 JRE神宮前メディアスクエアビル2F
連絡先:問い合わせフォームより