マンション・ビルの大規模修繕。漏水・防水施工に特化

2023年08月10日

　マンション・オフィスビルのリニューアル事業を手がけるマサル（東京都江東区）は、賃貸住宅の大規模修繕事業も行っています。大規模修繕では、外壁補修や屋上防水を多く手がけています。特長的なのは、漏水対策や保全施工で、その件数は年間約100件にものぼります。

建物診断から施工まで対応。状態に即した修繕を行う

マサル　／　賃貸住宅の大規模修繕事業

　賃貸住宅の大規模修繕事業を行うマサルは、施工に関する高い技術力が強みです。とくに、雨漏りをはじめとした漏水は原因究明が難しく、建築構造の専門知識が必要です。マサルでは、全社員128人のうち、約50人が建設業法で定められた施工管理に関わる国家資格の１級建築施工管理技士を持ちます。これらの社員が、物件の診断から見積もり、施工まで一貫して対応するため、物件の状態に即した修繕を行うことができるのです。

　物件のオーナーに綿密なヒアリングを行い、修繕計画や予算、物件の状態に合わせて合理的かつ必要な修繕のみを提案。オーナーとの良好な関係を構築し、物件の長期保全や適正な修繕に生かします。

　マサルは、漏水や防水施工に関する技術力の高さが評価されており、超高層ビルや重要文化財の防水施工で実績を築いてきました。同社の勝又健社長は、「『技術のマサル』として評価されている。建物のかかりつけ医として、中小規模のオフィスビルや賃貸マンションにも適切な大規模修繕を提案していく」と語ります。