小型低層物件、シリーズ100棟展開

2023年04月05日

　不動産開発事業を行うLeTech（リテック：大阪市）は、低層賃貸マンションブランドシリーズLEGALAND（リーガランド）の新築物件、『LEGALAND西五反田』を2月に竣工しました。メンテナンス負荷が少ない、小型低層マンションをコンセプトに2012年からシリーズを展開しています。

管理事業の開始で販売後も買主オーナーとの繋がりを強化

LeTech（リテック）　／　LEGALAND 西五反田

物件のシリーズは、東京都で92棟、関西で8棟を建設し、3月時点で計100棟を展開しています。シリーズの物件特徴は、壁式工法での建設です。柱や梁が室内に出ないため、室内を広く設けることが可能。また、開口部を多く設けることで、室内が明るくなる設計です。

　リーガランドシリーズの設計には、社内設計士も建設に携わっています。営業本部東日本営業部ソリューション二課宮内佑太課長は「窓の位置を上げることで、目線が上にいきやすくなる。そうすることで天井高をあまり感じない様な工夫をしている」と話します。また、バルコニーをあえて設置しないことで居室内を広くできるメリットや、共用部を小さくすることで維持管理・メンテナンス費を抑えることもできるとのこと。

　リテックでは、2021年より管理業をスタートしている。物件の開発や販売だけでなく、入居者募集や管理業務も今後は広げていく予定です。「小型低層マンションというコンセプトは今の日本の住宅事情とマッチし、棟数を伸ばしたと思う。今後は管理の部分でも伸ばしていきたい」（宮内課長）