空室をレンタルスペースに 築古物件でも利用者を集める

2023年03月11日

 ブルーステージ(東京都台東区)は、不動産のオーナーから空室物件を募集し、レンタルスペースとして活用するサービス「レンタルスペースパートナー」を開始しました。築古の空室物件に新たな価値を提供するものです。

▲ブルーステージ提供資料を基に全国賃貸住宅新聞で作成
▲レンタルスペース。会議室としての利用も多い

レンタルスペース運営ノウハウを生かした空室活用

ブルーステージ / レンタルスペースパートナー

 レンタルスペースの企画・運営事業を行うブルーステージは、2023年1月に「レンタルスペースパートナー」を開始しました。このサービスは、不動産のオーナーから空室物件を募集し、レンタルスペースとして活用するものです。

 「レンタルスペースパートナー」では、同社がレンタルスペースの企画から集客、運営をすべて行います。利用料金や売上分配は、物件ごとにオーナーと話し合って確定。オーナーは通常、初期費用10万円を支払う必要があります。

 同社は、神田などで4店舗のレンタルスペースを運営。主に、会議室やパーティースペース、撮影スタジオなどを中心に稼働しています。古い物件であっても、レンタルスペースは一時利用のため、値段や立地によって利用者が集まるそうです。あえて古い物件での撮影を希望するケースもあることから、レンタルスタジオとして企画することもあります。同社の田中翔代表は「レンタルスペースの需要は年々広がっており、利用シーンも多岐に渡る。物件をどのように利用するかで、まだまだ収益が見込める可能性が高い」と話します。

【商品概要】
名称:レンタルスペースパートナー
費用:初期費用10万円、ロイヤリティは利益の25~50% ※ロイヤリティは売上から集客費用(広告費等)を差し引いた金額で、物件の審査・及びオーナー様との責任範囲により変動
その他:レンタルスペースの利用客に対し入居提案可能、入居申し込みがあった場合は最短1カ月でレンタルスペース運営撤退可能、運営の問い合わせ・メンテナンス・清掃などはブルーステージが代行可能

【会社概要】
社名:ブルーステージ
設立:2019年
代表:田中 翔
資本金:300万円
事業内容:貸会議室運営、不動産管理、それに付随する業務全般
本社所在地:東京都台東区寿3-13-10-202
連絡先:問い合わせフォームより