外国人と賃貸物件をマッチング。オンラインで契約まで完結

2023年03月11日

賃貸管理を行うKACHIAL(カチアル:東京都新宿区)は、外国人の入居希望者と賃貸住宅をマッチングする新サービス「Mooovin(ムービン)」を開始しました。管理会社が管理する、外国人が入居可能な物件が掲載対象です。申し込みから賃貸借契約まで、オンラインで完結できます。

▲「Mooovin」のサイトトップページ

世界中どこからでも、日本の部屋探しができる

KACHIAL / Mooovin

 2023年1月、東京を拠点に賃貸管理を行うKACHIALは、外国人の入居希望者と賃貸住宅をマッチングする新サービス「Mooovin」を開始しました。管理会社が管理する、外国人が入居可能な物件が掲載対象で、管理会社50社と提携しています。

 「Mooovin」の特徴は大きく2つあります。まずは、申し込みから賃貸借契約までをオンラインで完結できる点です。主に海外在住の外国人が、日本で住む賃貸住宅を探すことを想定し、現地から内見をせずに住居を決めたいニーズに応えます。これと並行して、日本在住の外国人顧客の需要も組み込みます。

 「Mooovin」のサービスサイト上に住みたい物件の情報があれば、ユーザーは基本情報などを記載して申し込みます。入居審査通過後、IT需要事項説明(IT重説)の希望日程候補をサイト上で入力。管理会社は申し込みの受け付け後、IT重説の日程を設定すると、サービスに含まれる「Zoomミーティング」の招待用URLが自動的に送られます。その際、メールの文面は自動翻訳されます。IT重説時の翻訳者同席などのオプションも提供します。

 2つ目の特徴は、管理会社にとって、入居者への対応の手間がかからない点です。家賃債務保証と家財保険は、「Mooovin」指定のものとします。家賃債務保証は、外国人専門の家賃債務保証会社であるグローバルトラストネットワークス(東京都豊島区)と連携。入居後の多言語での生活サポートを付帯するため、管理会社は入居者に外国語対応を行う必要がありません。

 KACHIALの髙橋幸一郎社長は「地方をはじめとして人口減少が進む中、入居者の間口を外国人へも広げることが費用をかけない空室対策になっていく。Mooovinを活用することで、外国人への対応が可能な管理会社として、新規受託提案時に、他社との差別化に生かしてもらいたい」と語ります。

【商品概要】
名称:Mooovin
価格:会社の登録や物件の掲載は無料、成約課金型で成約時に賃料の50%がかかる
その他スペック:保証人不要、初期費用から家賃の支払いまでクレジット決済が可能

【会社概要】
社名:KACHIAL
設立:1975年
代表取締役社長:髙橋幸一郎
資本金:9800万円
事業内容:不動産管理(一括借上げ・サブリース、一般管理)、不動産の収益最大化(リノベーション・ホテル&マンスリー・その他サービス)、資産組換え・継承(資産ポートフォリオ組替え、相続継承、次世代の教育)、国際的な取引・分散投資(不動産売買仲介、海外不動産投資、外貨資産形成)、オーナーコンシェルジュ、日中有効推進事業
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービル38階
連絡先:問い合わせフォームより