駐車場に個室ジムを導入。空き区画活用で新たな価値を創造 

2022年10月02日

 三菱地所パークス(東京都千代田区)は2022年8月、同社が管理する駐車場に、トレーラーハウス型コンテナジム「m2GYM(エムツージム)」を導入しました。今後、駐車場の空き区画活用の一環として、不動産オーナーに提案を進めていくとのこと。

▲設置したトレーラーハウス型コンテナジム「m2GYM」のイメージ

新たな不動産価値を生む「ハイブリッド型パーキング」

三菱地所パークス / トレーラーハウス型コンテナジム「m2GYM」

 トレーラーハウス型コンテナジム「m2GYM」は完全個室の貸し切りジムです。オープンしたのは、三菱地所グループで駐車場事業を行う三菱地所パークスが運営する、コインパーキング「PARKS PARK(パークスパーク)渋谷区神山町第二」内の一区画。三菱地所パークスと、「m2GYM」を運営するanviel(アンヴェール:東京都渋谷区)が提携し、2022年6月に駐車場の空き区画1台分に試験導入し、8月から本格始動となりました。

 「m2GYM」の設置費用は非公開。anvielが設置費用を負担し、2年程度で回収できる計算とのこと。今後は、都心部で年間2~5カ所、駐車場の空き区画にオープンしていく予定です。三菱地所パークスは、駐車場の価値向上や空き区画活用のため、駐車場内に別の収益物件を造り、収入を増やす「ハイブリッド型パーキング」を構築しています。内藤眞輝営業本部長は「コインパーキング上部にテナント物件を新築し、貸し出している物件もある。今後も収益最大化の提案を進めていく」と話します。

【商品概要】
名称:トレーラーハウス型コンテナジム「m2GYM」
価格:※詳しくは三菱地所パークスに問い合わせを
その他スペック:【「m2GYM」サービスの概要】利用料月額8500円~、完全個室のプライベートコンテナジム、室内のiPadで部位別の専用トレーニング動画を視聴可能、スマートロックを活用し専用アプリ内で「予約、決済、開錠」が完結、防犯カメラ設置

【会社概要】
社名:三菱地所パークス
設立:1998年
代表取締役社長執行役員:佐藤正典
資本金:1億円(2022年4月現在)
事業内容:駐車場コンサルティング事業、駐車場建設事業、駐車場管理運営受託事業(駐車場経営改善、駐車場施設改善、駐車場管理・運営計画策定、駐車場再生等)
従業員数:196人(パーキングオペレーター1152人。2022年3月現在)
本社所在地:東京都千代田区三番町5-7精糖会館3F
連絡先:電話03-5215-1720(代表)