町家・古民家に特化したポータルサイト。伝統建築の魅力も発信

2024年02月29日

 日本の伝統建築に関するメディアを運営する一丁目一番地(東京都渋谷区)は、町家や古民家に特化した不動産ポータルサイト「デジタル町家バンク」のβ(ベータ)版の提供を開始しました。賃貸と購入のどちらの物件も検索可能で、古民家に住みたいという個人や、町家を利用して店舗を開業したいなどの法人のニーズに対応します。

▲「デジタル町家バンク」の検索画面

「古民家に住む」「町家で開業」などのニーズに対応

一丁目一番地 / デジタル町家バンク(β版)

 一丁目一番地は、町家や古民家に特化したポータルサイト「デジタル町家バンク」のβ版の提供を2023年12月より開始しました。同サイトは町家や古民家を利活用したい人たちをつなぐ不動産ポータルサイトで、賃貸と購入のどちらの物件も検索することが可能です。

 町家や古民家は築年数が古いことが多く、画一的な情報を掲載するポータルサイトでは物件の魅力を十分に伝えることが難しいものです。探す側にとっても、築年数や鉄道路線から探すポータルサイトでは条件に合う物件を探しづらいという課題がありました。同社は2022年8月より、町家・古民家の魅力を伝えるメディア「KEnoHARE / ケのハレ」を運営。同メディア内で活用事例やリノベーション事例を紹介し、「デジタル町家バンク」のβ版と連動させることで、物件の魅力が伝わるようなポータルサイトを目指します。

 2024年1月10日現在、「デジタル町家バンク」のβ版には京都府を中心に約50件を掲載。今後は西日本をはじめ、全国の物件を取り扱う予定です。同社の中村星斗社長は、「京都では1日に2.2軒の町家が解体される。古民家や町家を残したい人と活用したい人をつなぎ、街のアイコンとなる場所を残していきたい」と話します。

【商品概要】
名称:デジタル町家バンク(β版)
その他:賃貸、購入のどちらも検索可能

【会社概要】
社名:一丁目一番地
設立:2022年
代表取締役:中村星斗
事業内容:町家・古民家のメディア「KEnoHARE / ケのハレ」・町家と利活用を希望する方をつなぐ「デジタル町家バンク」の運営 本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング6階
連絡先:問い合わせフォームより