看護特化のサ高住。高い入居率で安定した収益性を実現

2024年05月10日

 T.S.I(京都市)は、10府県で33拠点のサービス付き高齢者向け住宅を運営しています。1拠点の平均居室数は29戸で、平均入居率は2023年12月末時点で94.1%です。拠点開設には、地主の土地活用と、自社による土地購入があります。低コスト建築と、紹介会社を介さない入居者獲得により、安定した収益性を実現します。

▲「アンジェス宇都宮砥上」の外観(パース)

医療と暮らしの自由度を両立し入居者との信頼関係を築く

T.S.I / アンジェス

 T.S.Iはサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)のブランド「アンジェス」を運営しています。2024年3月、T.S.Iは栃木県宇都宮市に関東地方で2棟目となるサ高住「アンジェス宇都宮砥上」を開設しました。居室面積は単身者向けの18.2㎡と19.5㎡、2人向けの26㎡の3種類で、間取りはいずれもワンルームです。全56戸のうち20戸を「医療居室」とし、末期がんや筋萎縮性側索硬化症(ALS)など医療対応が必要な入居者も受け入れます。日中3人・夜間1人の看護師を配置し、自立度が低い人の入浴に使用する寝台浴槽も共用設備として取り入れています。

 「アンジェス」は、手厚い見守り体制の一方で、入居者にとって「自由な自宅」であることも重視し、その一方で、要介護度が高い入居者に対しても、面会や外出の制限は可能な限り行いません。同社の椎葉晴宣エリアマネージャーは、「アンジェス内での自由度の高い生活や、自由な面会・外出をしっかりサポートできる点が評価され、入居者やその家族から選ばれるケースが多い」と話します。

 T.S.Iが運営するサ高住の拠点開設では、子会社で住宅建築事業を行う北山住宅販売(京都市)によるサ高住建築のノウハウを生かした低コストでの建築と、紹介会社を介さない入居者獲得により、安定した収益性を実現。2025年までに東京都・神奈川県・栃木県で5カ所の拠点開設が決定しています。

【商品概要】
名称:アンジェス宇都宮砥上(サービス付き高齢者向け住宅)
価格:月額料金は家賃・共益費・食費・生活支援サービス費の合計で16万7840円(税込)~※詳細はアンジェス宇都宮砥上に問い合わせを 立地:JR日光線鶴田駅から徒歩13分
その他:サービス付き高齢者向け住宅は日中安否確認・生活相談サービスを受けられる賃貸住宅。24時間対応、充実の介護体制、地域連携を強化し、看取りの体制も整えている。

【会社概要】
社名:T.S.I
代表:北山忠雄
設立:2010年
資本金:3億7800万円(2023年12月31日現在)
従業員数:418人、平均臨時雇用者数157人(2023年12月31日現在)
事業内容:サービス付き高齢者向け住宅・訪問介護・介護予防訪問介護・居宅介護支援・訪問看護
本社所在地:京都府京都市西京区桂南巽町75-4
連絡先:info@t-s-i.jp