コロナ禍で気薄になってしまった「人とのつながり」を感じる住まい5選

2022年03月10日

相川彩香(賃貸トレンド)×米山亜里沙(賃貸トレンド)

コロナ禍になり、外に出掛ける機会が減り、人と交流する機会が少なくなりました。物件内もしくは近場で楽しめる空間や集う場の価値が見直されています。そこで今回は、家の近くでコミュニケーションが取れる賃貸住宅を紹介します。

『全国賃貸住宅新聞 電子版』のリフォーム・リノベ記事を、キッチンスペシャリストの相川さんが独自の視点でピックアップ、家主ライター米山さんのインタビューでご紹介します。

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―― 相川さん、今回もよろしくお願いします!このテーマを選ばれた背景を教えてください。

コロナ禍になり、人と話す機会が少ない人、外にあまり出掛けていない人が多いと思います。家の中で楽しめることや近隣のコミュニティでの繋がりを求めている人が増えているのではないかと思い、コロナ禍でも楽しめる賃貸物件をピックアップしてみました!

―― コロナ禍になって生活スタイルもニーズも随分変わりましたよね。では、一つ目の記事を見ていきましょう。

共用部にシアタールーム? 雰囲気はさながら映画館 

記事 映画館付きのコミュニティ賃貸

共用部に映画館がある賃貸物件です。席や内装そのものが映画館の雰囲気で、空間全体が映画館ですね。この映画館には4Kプロジェクターやサウンドスピーカーが設置され、家のテレビで映画を見るのとは一味違います。

ラウンジや調理スペースがある賃貸物件はありますが、娯楽施設が付いている物件は珍しいと思い、惹かれました。外で楽しむものだった娯楽が物件内でも楽しめるのは画期的ですね。

―― 映画好きには嬉しいですね。ミニシアター系が好きな人に刺さりそうです。

刺さりそうですね~。自分の部屋から出て、階段を下りたらシアタールーム。そんな手軽に娯楽が味わえるのはいいですよね。部屋とは違った空間で、息抜きができます。さらに、こちらの物件はラウンジスペースがカフェのようでオシャレです。


クリエーターが集う複合施設 屋上ヨガも楽しみの一つ

記事 シェアハウス事業を開始

―― こちらの複合施設『unico』に入っているカフェに、実はよく行っています!

そうなんですね!実際はどのような施設なのですか?

―― カフェやシェアオフィス、賃貸物件、コインランドリー、バスケットコートなどが入る複合施設です。築古の建物をリノベーションしてあり、クリエーターの拠点になっているようです。屋上でヨガをしている投稿もSNSで見かけたことがあります。

このような施設が近くにあったら行ってみたいという憧れでピックアップしました。家の近くでカフェに気軽に行けるところに惹かれます。

築古の物件をリノベーションして、内装で雰囲気のある建物にしているのですね。自然素材のノンケミカル内装で材料にもこだわりを感じます。郊外の築古物件で、こうした様々な要素が詰まったリノベーションがあると面白そうです。


料理好きに最適!クックパッドが提案する充実のキッチン

記事 クックパッド、キッチン特化のリノベプランを提供

料理レシピサイトを運営するクックパッドがパナソニックと協業してリリースしたリノベーションプランです。キッチンの充実に重きが置かれていて、クックパッドの不動産情報サイト「たのしいキッチン不動産」から物件を探せます。

―― 料理好きにはいいですね。

キッチンが対面で2つに分かれているところが、賃貸でもあるんだ~という印象です。物件探しの基準に「たのしいキッチンスコア」という指標が設けられているのも面白い点です。

単身者向けの賃貸だと、キッチンスペースが狭い部屋が多いと思いますので、このような物件は巣ごもりの楽しみに繋がっていきます。キッチンの面材に合わせてデザインに統一感があり、しっかりコーディネートもされているので、シンプルでオシャレなのも気に入りました。

―― 巣ごもりで自炊の需要が増えていますものね。クックパッドの強みが生かされているリノベーションプラン、料理好きには嬉しいキッチンの充実度です!


家の近くに交流の場 高齢者と子どもが集う団地ならではの強み

記事 子育て支援拠点を設置

この記事を選んだのは、地域子育て拠点事務所が団地内にでき、相談しやすく、集まりやすい場所が家の近くにある点です。

―― 団地は住む人の高齢化が課題ですよね。

団地=高齢化のイメージが強いので、子育て支援拠点ができることで若年層の呼び込みも期待できますね。マンションでも多目的な集会所があったと思うのですが、このように項目を付けたスペースがあると、人が集まりやすいと思います。

コミュニケーションが生まれ、新しい出会いもあり、同じ目的で住民が集うので知恵を絞ることで相談事も解決できそうです。

―― よく子どもと児童館に行くので、児童館へ行くような感覚でこうしたスペースを利用できるといいなと思いました。


昭和の雰囲気を令和にも

記事 アトリエいろは一級建築士事務所、空き長屋で駅前商店街復活

こちらは空き長屋を商店にリノベーションし、「アメリカヤ横丁」として生まれ変わらせた事例です。休みの日は昼間に商店で時間を過ごし、夜だけ帰る。平日は仕事帰りにちょっと寄ってから家に帰るのもよさそうです。

―― 夜の写真はいい雰囲気ですね~。「ただいまー」と言ってお店に入りたいです。

温かみを感じるライティングが素敵ですよね。顔見知りの常連さんと会話して盛り上がってから家へ帰る、と。人と人が繋がる場を求める傾向にあると思うので、昭和の雰囲気を令和にもう一度ですね。

今後は周辺の空き家をまとめてリノベーションして、集合住宅「アメリカヤ村」を作るということで、この商店街の良さは、住んでいる人だけではなく、近隣から人が集まるので新しい出会いもある点です。

―― 人と人が繋がる居場所をコンセプトの中に身を置いてみたいと思いました。これまでは遠出して主要駅まで行って娯楽や流行を楽しむことが多かったですが、家の近くにこのような場所があると気軽に行けていいですね。

近場というのがポイントですよね!今回ピックアップした記事はどれもテーマパークのような憧れが入っています。


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