事故物件を高齢者や外国人向けに転貸

2020年08月21日

 『高齢者と外国人と事故物件オーナーのための賃貸MATCHING(マッチング)』は、賃貸住宅を借りづらくて困っている高齢者や外国人と、借り手がつかずにオーナーが困っている事故物件をマッチングするサービスです。

▲同サービスのサイトイメージ

孤独死保険加入でリスクを軽減

NIKKEIMARKS / 高齢者と外国人と事故物件オーナーのための賃貸MATCHING(マッチング)

 事故物件専門のポータルサイト『成仏不動産』を手掛けるNIKKEIMARKS(ニッケイマークス:神奈川県横浜市)は、事故物件のマッチングサービス『高齢者と外国人と事故物件オーナーのための賃貸MATCHING(マッチング)』をスタート。貸したくても借り手がつかない事故物件をオーナーから同社がマスターリースし、連帯保証人の不在や収入などの関係で入居審査が通りにくく、賃貸住宅を借りられない高齢者や外国人に転貸。借り主として同社が入ること、契約時に『おまもりサポート』を付与することで、オーナーが感じる孤独死や近隣トラブルへの不安を軽減します。

 『おまもりサポート』は、例えば、失踪や孤独死で家賃の支払いが滞った場合、最大24カ月の家賃を同社が補償するものです。また、見守り機能付きの電気契約をすると、電力会社が電気の使用データを分析し、通常とは異なったパターンが出てきた際には、メールやLINE(ライン)アプリで契約時に設定した連絡先に通知を送ることができます。さらに、残置物撤去保証や孤独死保険に同社が加入し、入居者にもしものことがあった場合は原状回復費用などを補償します。

 今回のサービスを考案したきっかけは、以前同社に80代と90代の入居希望者が問い合わせしてきたことから。どちらも一般の賃貸仲介会社から門前払いをされたそうです。社長の花原浩二さんは、「正直、孤独死のリスクを考えると、管理会社が高齢の入居者希望者を敬遠する理由も分かる」と話します。

【商品概要】
名称:高齢者と外国人と事故物件オーナーのための賃貸MATCHING
価格:『おまもりサポート』の利用料はオーナー月額980円、入居者3980円(ともに税込み) ※利用には初期費用として家賃2ヵ月分が必要
注意事項:※対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県
※対象物件は『成仏不動産』掲載物件に限る(その他、個別相談)

【会社概要】
社名:NIKKEI MARKS
代表取締役:花原浩二
資本金:900 万円
事業内容:注文住宅・分譲住宅、リノベーション、不動産活用・売買など
本社所在地:神奈川県横浜市中区山手町246-1カーネルスコーナーマンション1F
連絡先:電話045-277-3222(代表)