AIを使ったセキュリティーカメラ 顔認証技術で対象人物を検知

2021年10月05日

 「HESTA AI(へスタエーアイ)スマートホーム」を販売する大倉(大阪市)は、顔認証システムを応用し高性能に人物を検知して家族などに通知する「HESTA見守りカメラ」を発売しています。高齢者の徘徊対策や入居者の安全確保につながるカメラです。

▲事前登録した人物をカメラが検知し、利用者のスマホに通知する
▲レコーダーやGPSなどの専用機器は不要のAI顔認証カメラ

認知症患者の徘徊対策や入居者の防犯につながる

大倉 / HESTA 見守りカメラ

 AIとIoTの技術を駆使し、専用のロボットや専用アプリなどを家電と連携させることで、声やスマートフォンで家電の操作を可能にする「HESTA AIスマートホーム」を販売する大倉は、顔認証システムを応用し高性能に人物を検知することができる「HESTA見守りカメラ」を2021年7月に発表しました。レコーダーや専用機器は不要のAI顔認証カメラです。

 同カメラは高精度の顔認証技術により、事前にデータ登録した人物がカメラの半径4m以内に入ると認識し、利用者のスマホに通知します。例えば、認知症患者が深夜に家を出てもすぐに止めることができ、子どもがいつ帰宅・外出したかなども、時間と録画記録から正確に把握することが可能です。また、事前に入居者を顔認証登録することで、不審者なども識別でき、マスク着用時でも顔認証が可能なので防犯にもなります。

 通知から過去の記録まで、すべてのデータは専用アプリで一括管理・確認できます。出入り口付近に設置したカメラが対象者を検知すると通知するシステムなので、認知症患者などの対象者にGPS機器等を持たせる必要がありません。認知症患者の徘徊対策や、入居者の安全につながります。

【商品概要】
名称:HESTA 見守りカメラ
価格:利用料5500円/月(1日約185円、4年目から550円/月 全て税込み)※機材と設置費用は基本無料。設置費は一部負担の場合あり。システム利用料は月額費用に含む 
その他スペック:顔認証、通知機能、認識距離4m、レコーダー不要、最大録画時間は約2〜3週間(512GBのSDカード利用時)、約400万画素・屋内外対応で録画

【会社概要】
社名:大倉
設立:1964年
代表取締役(CEO兼COO):清瀧静男
資本金:30億円
事業内容:住宅・リフォーム事業、リゾート事業、スマートプラス事業、海外・その他事業
社員数:900人(グループ含む)
本社所在地:大阪市北区天神橋2丁目北2-1
連絡先:電話0120-393-564(HESTA総合窓口)、0120-316-393(女性スタッフ対応窓口)