修繕業務に特化したシステム。売上や入金管理を社内外で連携
2023年12月12日
「KAKUSHIN(カクシン)修繕パッケージ」は、原状回復などの修繕業務に特化したシステムです。修繕業務の進捗(しんちょく)状況や帳票作成、売り上げの管理を行います。特徴は、施工案件の工事から請求、入金確認までの工程をリアルタイムで確認可能な点で、これにより、部署間での情報共有が容易になり、属人化しやすい社内業務や施工事業者とのやりとりを可視化します。
「レポート機能」で案件のリスト化や会計管理に活用
ワークデザイン / KAKUSHIN修繕パッケージ
不動産会社向け基幹システムの開発を行うワークデザイン(鳥取県米子市)は、原状回復などの修繕業務に特化したシステム「KAKUSHIN修繕パッケージ」を提供しています。このシステムは、修繕業務の進捗状況や帳票作成、売り上げの管理を行うことができます。特徴は、施工案件の工事から請求、入金確認までの工程をリアルタイムで確認可能な点です。これにより、管理部門や経理部門、仲介部門などの部署間での情報共有が容易になり、入金状況の確認など、属人化しやすい社内業務だけでなく、施工事業者との受発注などのやりとりも可視化します。
導入企業から特に引き合いが強いのが「レポート機能」です。修繕業務は施工事業者とやりとりが多く発生し、複数社に分離して発注するケースも多く、入金管理も複雑になる傾向があります。その点、「レポート機能」があれば、施工事業者ごとの入金の有無など、任意の検索条件を指定して案件のリスト化が可能です。リストをCSVデータとして出力すれば、経理担当者はそのまま会計管理に活用でき、業務効率化につながります。
今後は導入企業からの要望を受け、オーナーへ提出する工事完了報告書の作成機能やPDFファイル出力機能を実装する予定。同社の営業本部の木村真治部長は、「今後もユーザーの声を基に、必要とされる機能を提供していく」と語ります。
名称:KAKUSHIN修繕パッケージ
価格:※要見積もり。詳細はワークデザインに問い合わせを
主なサービス:原状回復⼯事や修繕⼯事の「売上管理」「案件管理」「帳票出⼒」「社内外との情報共有」など(クラウド型不動産賃貸管理システム「カクシンクラウド」に追加された、修繕に特化したパッケージ機能)
社名:ワークデザイン
設立:2019年
代表取締役:内田光治
事業内容:クラウドの開発・販売事業、AIの開発・販売事業、アウトソーシング事業
本社所在地:鳥取県米子市新開6-3-9
連絡先:問い合わせフォームにて