空港から民泊へ、手荷物配送をオンラインで予約するサービス

2023年11月22日

 日本民泊協会(大阪市)は、地域の運送事業者と連携し、新サービス「手ぶらくん」を始めました。登録受付などの事業は日本民泊サポートが運営します。「手ぶらくん」は、外国人観光客の手荷物を、空港や駅から民泊などの宿泊施設へその日のうちに配送し、観光客はチェックインの際に荷物を受け取ることができるサービスです。オンラインの申請で利用できます。

▲オーバーツーリズムの解消を目指すサービス「手ぶらくん」

送り状の記入なし。施設コードの入力で集荷や配送が可能

日本民泊協会・日本民泊サポート / 手ぶらくん

日本民泊協会は、外国人観光客の満足度向上と観光業界の課題となっているオーバーツーリズムの解消を目指し、地域の運送事業者と連携し、新サービス「手ぶらくん」を開始しました。事業は日本民泊サポートが運営します。

「手ぶらくん」は、外国人観光客の手荷物を、空港や駅から民泊などの宿泊施設へ、その日のうちに配送します。観光客はチェックインの際に荷物を受け取ることができます。こうしたサービスを利用する際、これまで観光客は送り状を記入する必要がありましたが、「手ぶらくん」はオンラインで申請し、宿泊先の登録コードを入力すれば、配送や集荷が可能。利用者の宿泊先が、最近増加している無人運営の施設の場合でも、電子錠を採用している施設なら電子鍵番号を運送会社に伝えておけば対応できます。提供エリアは京都市内と、大阪市内の民泊で2023年10月よりサービスを開始。今後はエリアを拡大していく予定です。

日本民泊協会の大植敏生理事は、「外国人観光客が持ち歩くスーツケースは、観光公害と言われるほどの問題となっている。手ぶらくんが、これらの解決策になることに期待している。観光地の混雑緩和やトラブル解消に貢献したい」と語ります。

【商品概要】
名称:手ぶらくん
配送料金(旅行者の負担):手荷物1個につき送料2500円~ ※料金には「消費税」「保管料」「30万円までの運送保険料」を含む ※サイズや重量をオーバーする場合は追加料金発生
施設の登録料:無料(登録の条件あり)
荷物のサイズと重量:3辺の合計が158cm以内、25kg以内
配送エリア:※2023年10月現在、大阪市内と京都市内でスタート。順次拡大予定
その他:空港や主要駅から民泊への配送、民泊から民泊への配送など対応、当日配送可能(受取り締切り時間あり)、無人運営の民泊(ホテル)への配達は電子鍵の場合対応可能、現金や貴重品・危険物・壊れやすい物などは配送できない ※詳細は利用規約を参照

【会社概要】
社名:日本民泊サポート
設立:2018年
代表者:島本 昭
資本金:500万円
事業内容:損害保険代理店業に関する業務、旅行サービス手配業、Webシステムの企画・開発・管理、広告・宣伝の情報媒体の企画、売買並びに広告代理店業
本社所在地:大阪市北区西天満3-1-25老松コープ9階
連絡先:問い合わせフォームにて