謄本取得やDM郵送が手軽。営業を効率化する顧客管理ツール

2023年10月11日

 「BAIZO KANRI(バイゾウカンリ・倍増管理)」は、新規オーナーの開拓や管理獲得に向けた営業活動を支援する顧客管理ツールです。主な特徴は、登記簿謄本から地主の名簿を取得する機能、ワンクリックDM機能、営業スタッフの進捗(しんちょく)状況をチーム内で共有できる営業管理機能があることです。

▲「BAIZO KANRI」のトップページ
▲オーナーへの営業提案履歴を管理できる

新規開拓~管理家主の引き上げをワンストップで支援

リビン・テクノロジーズ / BAIZO KANRI

不動産サービス比較サイトを運営するリビン・テクノロジーズ(東京都中央区)は2023年4月より、「BAIZO KANRI」を提供しています。新規オーナーの開拓や管理獲得に向けた営業活動を支援する顧客管理ツールです。

主な特徴は三つ。一つ目が登記簿謄本から地主の名簿を取得する機能です。法務局の不動産登記情報と連携することで、ワンクリックで情報収集とリスト化を実現します。1件につき438.9円(税込み)で情報を取得でき、既存の管理物件の情報と合わせて「グーグルマップ」上で把握できるので、自社の商圏を加味した営業戦略を立てやすくします。二つ目は「ワンクリックDM機能」です。DMのデザインデータを用意したうえで、案内を送りたいオーナーを選択するだけで提携印刷工場への発注が完了し、1通107.8円(税込み)から利用できます。三つ目は、営業活動を効率的にする「営業管理機能」です。各営業スタッフによる営業の進捗(しんちょく)状況を記録してチーム内で共有し、誰が、どのオーナーに、どのような提案をしたかを時系列で確認することができます。オーナーの情報は「ラベル機能」を使い、グループ分けもできるので、特定のエリアの物件や、「空室あり」「売却検討中」など特定のステータスの物件のみに情報を発信することが可能です。

同社の事業開発室の高倉駿副部長は「これらすべての機能がそろっているサービスは少ない。特にワンクリックDM機能のニーズは高い」と話します。

【商品概要】
名称:BAIZO KANRI(不動産管理会社向け業務支援SaaS)
価格:※詳しくはリビン・テクノロジーズに問い合わせを
主な機能:マーケティング調査機能、ワンクリック追客機能、オーナー営業管理機能

【会社概要】
社名:リビン・テクノロジーズ
設立:2004年
代表取締役社長:川合大無
資本金:1億9429万5042円(2023年6月末現在)
事業内容:不動産プラットフォーム事業(Webテクノロジーと不動産を融合したプロダクトの開発と運営)、不動産バーティカルメディア、不動産業務支援システム、インターネット広告
従業員数:127人(2023年6月末日現在、アルバイト・パート含む)
本社所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル8階
連絡先:電話03-5847-8558(代表)