内覧用のYouTube動画の撮影・編集ノウハウを提供

2020年09月23日

　不動産業界に特化したYouTubeの運用代行サービス『YouTube不動産』は、YouTubeを使った企画の提案、撮影、編集、運用などマーケティングとコンサルティングを提供するものです。内覧動画の作成をはじめ、身近なツールをビジネスで活用するサポートをします。

企画、撮影、運用までワンストップ

NITACO 　／　YouTube不動産

　デジタルマーケティングやウェブ開発などを手掛けるNITACO（ニタコ：東京都世田谷区）は、不動産業界に特化したYouTubeの運用代行サービス『YouTube不動産』を開始しました。同サービスは、YouTubeを使った企画の提案、撮影、編集、運用などマーケティングとコンサルティングを提供するものです。具体的には、物件の内覧、売却地の紹介、社長インタビューといった営業色の強いものだけでなく、変わった物件や不思議な物件レポートなどファンを形成するコンテンツ制作を行います。

　同社の強みは、社長の新田顕大氏をはじめ、社員に不動産業界出身者が多く、業界特有の商習慣などについて理解が深く、意思疎通がスピーディーに行える点にあります。また、動画を製作して納品するだけでなく、顧客企業に同社から人材を派遣し、社内において協働で業務を行うことで、課題解決やニーズの変化にも柔軟に対応できます。

　不動産会社としてのメリットは、内覧動画の活用で部屋探しをする顧客の現地での内見数が減るなど、業務削減につながることです。新田社長は「動画の活用は、予算が豊富でも企画から実行するまでの対応時間がかかる大手より、小回りが利く中小企業の方に効果が出るチャンスがあると考えている。動画は小予算から作成できるので莫大な予算は必要ない。全国で100社の受注が今年度の目標」と語ります。