空きスペース利用の荷物預かり 1000カ所以上が登録

2022年12月13日

 荷物の預かりサービスを手がけるecbo(エクボ:東京都渋谷区)が運営する「ecbo cloak(エクボクローク)」は、店舗やオフィスの空いているスペースを利用し、荷物置き場として貸し出すサービスです。荷物を預かる登録店舗となれば、今まで収入にならなかったスペースの有効活用につながります。

▲登録店舗で旅行者などの荷物を預かる様子

飲食店やゲストハウスのほか不動産仲介店舗の登録も

Ecbo / ecbo cloak

「ecbo cloak」は2017年より運営しているサービスで、外出中に荷物を預けたいユーザーと、店舗やオフィスの空きスペースを活用したいオーナーとをつなぎます。

 荷物を預けるユーザーは、ウェブもしくはアプリ経由で預け先の店舗を予約し、利用料の決済を行います。利用料は、最大辺が45cm未満のバッグサイズで1日400円、45cm以上のスーツケースサイズで1日700円(一部店舗ではスーツケースサイズ800円、料金はいずれも税込み)です。ユーザーは旅行者や出張者が中心です。一方、場所を提供するオーナーに求められるオペレーションは、来店を確認し荷物の写真を撮るだけ。30秒程度で完了するため本業が忙しい店舗でもスムーズに対応できます。オーナーには利用料の5割の金額が支払われ、「ecbo cloak」への登録料や維持費、退会費用はかかりません。

 現在、荷物を預かる登録店舗は、東京都を中心に全国47都道府県に1000カ所以上。飲食店やカラオケ店、駅やホテルなどが多く、ゲストハウスや不動産仲介店舗も登録しています。同サービスに店舗登録をすることで、荷物を預ける目的の来店者から営業チャンスが生まれる可能性もあります。

【商品概要】
名称:ecbo cloak
価格:バッグサイズ400円/日、スーツケースサイズ700円/1日 ※各税込み、通常店舗の場合は店舗の営業時間をまたぐと2日目計算、24時間営業店舗の場合はチェックイン日時から24時間をまたぐと2日目計算に
サイズ:[バッグサイズ]最大辺が45cm未満の大きさの荷物(リュック、ハンドバッグ、お手荷物など)、[スーツケースサイズ]最大辺が45cm以上の大きさの荷物(スーツケース、楽器、ベビーカーなど)
注意事項:※個人宅は不可。荷物を管理できるスタッフが常駐していることが必須。荷物の紛失、破損、盗難等、万が一に備え最大20万円までの補償、高価な荷物のためのプレミアム補償オプションも有

【会社概要】
社名:ecbo
設立:2015年
代表取締役社長:工藤慎一
事業内容:収納アプリ「ecbo」の運営、スマートフォンアプリケーションの開発・運営
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスグラススクエアB1
連絡先:アプリ内の問い合わせフォームにて