家賃滞納発生率をAIで予測する、審査支援ツール

2022年07月06日

　Saas型家賃保証会社支援システムを提供するリース（東京都新宿区）は、不動産会社でも利用できるAI審査支援ツール「smeta（スメタ）入居審査AI」を提供しています。220万件のビッグデータと、不動産賃貸特化型の独自のアルゴリズムで、滞納発生率や貸し倒れ発生率を予測。入居希望者の与信スコアを算出するものです。

客観的評価で入居審査の精度向上や業務効率化を図る

リース　／　smeta入居審査AI

　Saas型家賃保証会社支援システム「smeta（スメタ）クラウド」を提供するリースは、家賃債務保証会社だけでなく、不動産会社でも利用できる、AI審査支援ツール「smeta入居審査AI」を提供しています。

　「smeta入居審査AI」は、審査業務における本人確認などの事務作業を自動化します。220万件のビッグデータと不動産賃貸特化型の独自のアルゴリズムにより、滞納発生率や貸し倒れ発生率を予測。入居希望者の名前、電話番号、物件名などから1000点満点での評価とアルファベットによる7段階評価の2軸で与信スコアを算出します。高得点であるほど、滞納発生率が低い優良な入居者希望者とされます。

　そのほか、携帯電話の支払いや犯罪歴、反社会的勢力などの確認も可能です。さまざまなデータベースと連携し、客観的な評価で入居審査の精度の向上や効率化を図ることができます。このAI審査支援ツールの利用料金は、年間契約で月額2万2000円。初期費用は無料です。別途、携帯電話など延滞状況などを調査する場合は、審査1件あたり385円（税込み）が必要となります。