賃貸仲介向けクラウドシステムにLINE連携機能追加

2022年07月06日

　賃貸仲介会社向けサービス「グラングコア」に、「LINE連携機能」が実装されました。「グラングコア」は、ウェブ集客・物件管理、契約業務を一気通貫で対応するクラウドシステムで、今回追加された機能は、LINEを通してポータルサイトや自社サイトからの反響に即応できるものです。

LINEで「追客」。反響速度を高め、成約につなげる

グラング　／　グラングコア　LINE連携機能

　不動産会社向けにシステム開発・販売を行うグラング（愛知県名古屋市）は、2022年３月より、賃貸仲介会社向けサービス「グラングコア」に「LINE連携機能」を実装しました。「グラングコア」は、ウェブ集客・物件管理、契約業務を一気通貫で対応するクラウドシステムで、今回追加した機能によって、LINEを通して反響への対応ができるようになります。

　システムを導入した店舗ごとに、公式LINEアカウントを「グラングコア」上で設定すると、ポータルなどからの反響に対し、自動返信メールでLINEの「友だち追加」の誘導を行います。友だち登録された顧客情報は、自動でグラングコアへ登録され、問い合わせ物件をもとに、おすすめ物件情報が自動配信されます。来店予約や内見までのやりとりを一貫して「グラングコア」のLINE連携機能から行うことができ、メッセージ履歴はシステム内に蓄積され、一元管理が可能。「自動追客機能」も搭載されています。

　LINEは会話をするように連絡できる特性があり、メールや電話より気軽に使いやすいもの。すでに活用している店舗では、メールによる連絡に比べて返信率が高く、来店につながりやすいという分析データも出ています。グラング営業部の坂元信程氏は「複数のサービスを使い分けている賃貸仲介会社にとって、システムを一本化できることは業務効率化につながる。今回のLINE連携機能も一本化には不可欠だと考え、実装に至った」と話します。