適正賃料などを自動で提示。管理会社の営業支援ツール

2022年05月18日

 不動産ITベンチャーのStudio LOC(スタジオエルオーシー:東京都台東区)は、管理受託営業支援サービス「参謀くん」を提供しています。ビックデータと同社独自のAIを基に、物件ごとの適正賃料、推奨設備などを提示する「満室経営戦略レポート」を作成するサービスです。。

▲管理会社向けにOEM提供。管理受託を支援する
▲管理会社は新規オーナーからの問い合せを自動で受け取れる

物件ごとに「満室経営戦略レポート」を1分程度で作成

Studio LOC / 参謀くん

「参謀くん」は、国の統計データなどのビックデータと同社独自のAIを基に、物件ごとの適正賃料、入居者ターゲット、推奨設備などを提示する「満室経営戦略レポート」を作成するサービスです。管理会社向けにOEM提供することで、管理受託を支援します。

管理会社は、自社のサービスとして、この「満室経営戦略レポート」の作成ページをホームページ上やメールマガジン、広告などでオーナーへ案内します。オーナーは、所有物件の立地や築年数などの情報を入力することで、最短1分程度でこのレポートを受け取ることができます。オーナーが別の会社に管理を委託している場合、現行の管理会社と自社のサービスの比較を載せるなどして、問い合わせにつなげることもでき、また、管理会社がオーナーに提案する際の資料としても利用可能。導入費用は無料で、1事業所ごとに月額3万3000円(税込み)で利用できます。2022年4月現在、管理戸数が数百~数万の管理会社約20社が導入しています。

東京都や横浜市、川崎市を中心に2万5000戸を管理する日本財託管理サービス(東京都新宿区)は、2021年11月より同サービスを利用。オーナー向けのメールマガジンで「満室経営戦略レポート」を設置したところ、開封率が約25%から44%まで増え、反響も獲得したそうです。日本財託管理サービスの伊藤駿氏は「見込み獲得の課題解決や営業ツールとして魅力を感じ導入に至った。今後は自社セミナーの際にも同サービスを利用予定。顧客獲得の新たな軸となることを期待している」と語ります。

【商品概要】
名称:参謀くん
価格:月額3万3000円(税込み)、初回30日間の無料トライアルあり、初期費用0円 ※利用人数は1事業所5人まで(追加可)
対応エリア:全国
対応物件種別:賃貸住宅のうち、一棟アパート、一棟マンション、区分マンション、戸建て物件

【会社概要】
社名:Studio LOC
設立:2018年
役員:長田幸洋、蘆川 洵
資本金:900万円
事業内容:不動産テクノロジーサービス事業、不動産開発事業、経営コンサルティング事業
所在地:東京都台東区浅草5-52-5
連絡先:info@studio-loc.com