水災補償が充実した人気の少額短期保険

2020年08月21日

 少額短期保険ハウスガードの少額短期保険が顕著に伸びています。保有契約数は2020年3月末時点で約20万件、メーンユーザーは賃貸物件入居者およびオーナーです。『新リパップガード』など水災の補償が充実している商品があることも人気の理由のようです。

▲加入者数の推移

契約約20万件 スマホでの申し込み率78%

少額短期保険ハウスガード / 新リパップガード

 大東建託グループの少額短期保険ハウスガード(東京都港区)で、少額短期保険の契約が伸びています。保有契約数は2020年3月末時点で19万8000件。16年3月末の8万2000件から右肩上がりに成長しています。保険には、床上浸水等の水災でも減額なしで家財保険金額まで補償するなど水災補償の充実した商品もあります。メーンユーザーはグループで管理する賃貸物件の入居者およびオーナーです。

 好調の背景は、代理店営業の強化にあります。代理店数は仲介会社を中心に797店で、代理店が同社の商品を採用する確率は、19年には17%まで上昇しました。代理店の中で採用率が上がっている理由は三つあり、一つは水災に対する補償が充実している商品をそろえていること、二つめは入居者が死亡した際は、貸主が費用補償の請求を行うことができること、もう一つは契約手続きの手間が少ないことです。『新リパップガード』は17年6月の発売当初からスマートフォンによる申し込みに対応し、その利用率は20年3月時点で78%。さらに、19年7月からは、大東建託パートナーズが自社の管理物件の入居者向けに提供しているアプリから保険の解約が可能になりました。

 「引き続き、スマホでの契約をはじめとする保険業務のペーパーレス化や非対面化を進めることで、コロナ後の新たな生活・ビジネスの様式にマッチしたサービスの提供を実現し、入居者や代理店に選ばれる率を高めていく」と西村朗夫執行役員は語ります。

【商品概要】
名称:新リパップガード
価格:加入プラン例 保険料1万8000円(保険期間2年)
※補償の種類 家財補償355万円、個人賠償責任補償・借家人賠償責任補償 1000万円

【会社概要】
社名:少額短期保険ハウスガード
設立:※登録年月日 2014年9月18日
代表取締役:加科 真
資本金:2億5000万円
事業内容:少額短期保険業
本社所在地:東京都港区海岸3-20-20
連絡先:電話03-6718-9240