サービスにAI査定機能を拡充　設備など14項目で家賃査定

2021年12月01日

　不動産仲介事業などを展開するGA technologies（ジーエーテクノロジーズ：東京都港区）は、不動産売買、賃貸の総合サービス「RENOSY（リノシー）」を運用。2021年10月からAI査定機能を拡充し、物件の設備やスペックに応じた家賃査定ができるようになりました。

「角部屋」「ペット可」など項目ごとに家賃増減額を算出

GA technologies　／　RENOSY

　GA technologiesが運用する「RENOSY」は、AIやRPAなどのテクノロジーを活用した不動産の総合サービスです。2021年10月から、この「RENOSY」にAI査定機能が拡充され、物件の設備やスペックに応じた家賃査定ができるようになりました。精度の高い家賃査定や家賃の増減要因を可視化し、ユーザーの利便性向上を図っています。

　サイトのアップデートに合わせて、「礼金ゼロ」「角部屋」「ペット可」など物件の設備やスペックに関する14項目に応じて家賃水準を査定できる「賃料の増減要因設定機能」を追加。各項目に応じて一定の家賃の増減率・額が設定され、該当項目をチェックすると適切な家賃が算出される仕組みです。また、以前は登録月のみ閲覧することができた売却・賃料査定額ですが、過去6カ月分のデータを月次で閲覧できるようになりました。今後は、より幅広いデータなどを集めて、家賃の増減要因となる項目ごとの家賃の増減率・額を物件ごとに算出できるようにするなど、さらなる機能向上を目指しているそうです。

　また、「RENOSY」は、2021年7月現在、20～50代を中心に22万人の会員がいる不動産の売買や賃貸に関する総合サービスです。不動産オーナー向けに、マイページ上でAIによる家賃査定サービスも提供。所有物件の情報をマイページに登録することで、売却、賃料査定額や月次の査定価格推移を閲覧することができます。