賃貸リフォーム向けの新床材　厚さ2㎜で既存の床に直接施工

2021年12月01日

　内装用品の開発・販売を行うクレスト（東京都中央区）は、2021年10月、賃貸向けの木目調ビニール製床材「Reco（レコ）タイル」を発売しました。カッター1本で簡単にサイズ調整が可能で、リノベーションや修繕需要がある築20年以上の物件に向いています。

築20年以上の賃貸物件の修繕やリノベーションに向く

クレスト　／　Recoタイル

　内装用品の開発・販売を行うクレストは、賃貸向けの床材「Recoタイル」を販売しています。

　「Recoタイル」はビニール製の床材で木目調のプリントが施されています。表面に傷がつきにくくメンテナンスも容易で、従来のビニール製の床材と比べ、厚さが2㎜と極めて薄いのが特長です。柔らかいので割れにくく、既存の床の上から直接施工してもドアなどに干渉しません。カッター1本で自在にサイズを調整できるため、部分的な施工が可能となり、施工時間の短縮にもつながります。販売サイズは幅152.4㎜×長さ914.4㎜で、角部分はすべて45度に面取り加工されています。デザインは木目調の３色展開。同商品は修繕やリノベーション需要のある築20年以上の物件を主なターゲットとし、業界大手の賃貸住宅メーカーにも採用されています。

　同社の岸稔社長は、「『Recoタイル』と、弊社で販売する床接着剤『原状回復F（フロアー）』を使って、簡単に賃貸物件のリノベーションをすることが可能となる。フローリングの持つ高級感を再現でき、今後は6色を展開予定なので、入居率アップを図りたいオーナーにぜひ利用してほしい」と話します。