自己資金から物件検索ができる、オンライン不動産投資アプリ

2023年11月22日

 オンライン型住宅ローンサービスを手がけるMFS(東京都千代田区)は、運営するオンライン不動産投資サービス「INVASE(インベース)」のアプリ版「INVASE Pro(プロ)」を2023年10月にリリースしました。「INVASE」は、投資対象として検討しやすいよう、物件価格の透明性を高めてリスクとリターンを可視化。2018年のサービス開始以来、サラリーマン投資家を中心に3万人を超えるユーザーが登録しています。

▲投資シミュレーション画面と、自己資金での物件検索画面(右)

自己資金の範囲で物件検索ができる機能が加わった

MFS / INVASE Pro

「INVASE」は、MFSが提供する、投資用不動産ローンの借入可能額を判定したり、オンライン上で借り換え相談や手続きをしたりすることができるサービスです。不動産投資を資産形成の一つの手段と考える人が増える一方、一般的な金融商品に比べて初心者にとってはハードルが高いものです。そこで、物件価格の透明性を高めるとともにリスクとリターンを可視化することで、不動産を投資対象として検討しやすくしました。これまでに3万人を超えるユーザーが登録しています。

この「INVASE」のアプリ版が「INVASE Pro」です。主な機能は、①投資用不動産ローンの借入可能額の算定 ②自己資金での物件検索 ③投資シミュレーション ④AI(人工知能)を使ったリスク分析 ⑤チャットによるオンラインコンサルティング。自己資金をもとに物件検索ができる機能は、このアプリ版で新しく加わりました。「INVASE」で提供していた投資用不動産ローンの借入可能額の査定に加えて、自己資金での物件検索により、ユーザーは投資できる資金の範囲内で物件を探すことができます。

現在、「INVASE Pro」に掲載している物件は、同社が仲介する売買物件や、デベロッパーらから委託を受けた新築物件など。同社の中山田明社長は、「掲載物件をいかに増やしていけるかが重要。今後はアプリを通じて所有物件の価値を算定する機能を追加し、物件を売却する人も利用できるようにしていきたい」と話します。

【商品概要】
名称:INVASE Pro
価格:アプリのダウンロードは無料 ※物件購入時は諸費用が発生する
主な機能:不動産投資ローンの借入可能額を診断、自己資金から投資物件を検索、物件ごとに必要な自己資金を提示、自己資金やローン条件に応じたキャッシュフロー分析や利回
りを分析、アプリ内のチャットで問い合わせなど

【会社概要】
社名:MFS
設立:2009年(2014年10月株式会社MFSに商号変更)
代表取締役CEO:中山田 明
資本金:1億円(2023年6月時点)
事業内容:オンライン住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の運営、オンライン不動産投資サービス「INVASE」の運営 従業員数:46人(2023年10月時点)
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル2階FINOLAB
問い合わせ:電話03-5989-0575