住人が口コミ投稿する部屋探しアプリ

2020年07月21日

　『listory（リストーリー）』は、部屋探しをするときにチェックしたい借り手目線の情報を集めた、賃貸住宅検索アプリです。掲載しているのは東京23区内の家賃8万～9万円以上の物件で、物件の問い合わせや内見の希望をLINEやアプリ上で送ることもできます。

借り手目線のリアルな情報を紹介

フューチャープロパティ　／　listory

　不動産の管理、仲介を手掛けるフューチャープロパティ（東京都渋谷区）は、賃貸住宅検索アプリ『listory（リストーリー）』の提供を開始しています。同アプリは、家賃が8万～9万円以上の東京都23区内の物件を掲載。検索条件の設定やフリーワード検索もでき、気になる物件を1クリックでお気に入り登録ができ、物件に関する問い合わせや内見の希望をLINEやアプリ上で送信することが可能です。

　同アプリの一番の特徴は、実際の住人が部屋や周辺環境について、写真や動画、口コミを投稿できる点です。現在はこの投稿内容に応じて報酬を受けることもできます。

　同社が行ったアンケートによると、部屋探しをするときに不動産サイトやポータルサイトに足りない情報として上位に挙がったのが、写真・動画・口コミ・周辺情報だったことから、この部分を補うために『listory』に投稿できる機能を付けました。実際に住んでいる人のコメントや写真を見ることは、貸し手側からの一方的な情報ではなく、リアルな情報として参考になります。

　また同社の公式YouTubeチャンネル『listory【リストーリー】』はチャンネル登録者数が1万3000人を超えています。当初賃料が30万円以上の高価格帯の物件内覧動画を配信していましたが、さらに単身向けマンションの内覧動画チャンネルも開設。これらのチャンネルの特徴は、この内覧動画から仲介にはひも付けしていない点で、純粋に情報として提供。物件の内覧以外に、駅や周辺の商店街、店舗を含めた町歩きの動画も公開しています。