壁に映画を映すシーリングライトが人気

2020年08月22日

　プロジェクター付きシーリングライト『popin Aladdin（ポップインアラジン）』の新モデル『popin Aladdin 2』が、発売以来ヒットを続けています。画質、音質、レンズ性能が向上。内蔵アプリも充実し、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増える中、需要が高まっています。

専用の短焦点レンズで狭小な部屋でも大画面を実現

popIn（ポップイン） / popin Aladdin 2

　『popin Aladdin』は、シーリングライトとスピーカー内蔵のプロジェクターを一体化した商品です。天井の引っ掛けシーリングに取り付けるだけという手軽さが好評で、2018年の発売開始から現在までに累計4万6000台を売り上げました。その次世代機『popin Aladdin 2』が2020年4月に登場。家で過ごす時間を充実させたいという人たちに人気で、引っ越しのタイミングで導入を検討する人が増えていると言います。

　『popin Aladdin 2』の1番の進化は、狭小の部屋や梁・柱がある部屋でも大画面で楽しめるようになったこと。初代モデルは、天井の引っ掛けシーリングの位置によっては、壁までの投影距離が短くて大画面で投影できないケースがありました。そこで、『popin Aladdin 2』は専用の短焦点レンズを搭載。4畳の部屋で60インチ、6畳の部屋で100インチ相当の大画面の投影が可能になりました。さらに、画面の上下調整の可動域も18度から32度まで拡大。真正面に投影できない場合は、斜め方向に投影し台形補正機能でゆがみを補正して投影することもできます。

　その他、解像度はHDからフルHDに、スピーカーは2台内蔵し最大出力もアップし、画質も音質も向上しました。シーリングライト機能においては、調光・調色は各々100段階で、計1万とおりの光を楽しめます。

お客様にお届けしたいのは「新しい体験」

　また、『popin Aladdin 2』は、アプリやオリジナルの映像コンテンツが内蔵されています。Youtube、Amazon Prime Video、Netflixなどの動画サービスのほか、朝の目覚めや夜の睡眠導入をサポートする「Aladdin Timer」や、いつでも気軽に受けられる「おうちヨガ」など、オリジナルのコンテンツも人気です。さらに、動物の画像を実寸で映す「等身大動物図鑑」など、キッズ向けコンテンツも充実しています。

　そもそも、開発・販売元のpopIn株式会社は、ITサービス企業で家電メーカーではありません。社長が家の壁に貼ってあった子どもたちの学習ポスターや時間割を見て、家族で共有する情報は壁に映せばいいと思ったのが製品開発のきっかけでした。

　広報の岩間千香子さんは、「100インチのテレビで映そうと思っても、まずエレベーターに乗りません。物理的に難しいこともあり、多くのお客様は『popin Aladdin 2』によって、今までに体験したことがない体験をすることになります。そこが人気」と言います。7月には「新しいテレビ体験、リモコン体験」を実現するため、推奨テレビチューナーと新機能「テレビモード」、さらに音声に反応するスマート音声リモコンを発表。「新しい体験」はさらに広がりを見せています。