外国人の仲介業務をサポート。通訳・翻訳機能で円滑に　

2022年09月13日

　不動産仲介支援業務を行うスマイルホーム（東京都新宿区）は、外国人仲介業務支援プラットフォーム「スマイルホーム」を2022年８月より開設しました。外国人の入居時のコミュニケーションを円滑にし、不動産会社の業務負担軽減や、外国人の入居を促進するサービスです。

チャット機能を使い入居希望者の母国語でサポート

スマイルホーム　／　スマイルホーム

外国人仲介業務支援プラットフォーム「スマイルホーム」は入居を希望する外国人とのコミュニケーションを円滑にするサービスです。今後増加が見込まれるといわれる外国人入居者ですが、その一方で、言語や文化的背景の違いによるトラブルを懸念し、入居を断られる場合もあります。こうした背景をふまえ、外国人の仲介業務を支援するものです。

同サービスの特徴は2つあり、1つ目はチャット機能の通訳サポートです。システム上で入居希望者とチャットができますが、要望によりスマイルホームの社員が加わり、リアルタイムで入居希望者の母国語でサポートしてくれます。2つ目は外国語に翻訳された契約書類のダウンロード機能です。賃貸借契約書や重要事項説明書などの雛形をシステム上でダウンロードし使用可能。このほか、内見予約機能や、契約前後に関わる日程を確認できるスケジュール管理機能もあります。海外からの入居者は送金システムで即日～3日以内に初期費用を支払うことができ、SNSを活用した集客も行います。

同社の長谷佳美社長は「モニター企業のフィードバックを基に、よりよいサービスにしていく」と語ります。