スマホで高画質パノラマ撮影 最大52Kの物件写真を作成

2021年11月02日

　ウオークスルー内見システムを提供する未来物語（茨城県つくば市）はスマートフォンで高画質の360度パノラマ写真を撮影できる「Panokit（パノキット）」を開発し、受注販売を行っています。手持ちのスマホで高解像度の物件写真を作成できます。

高解像度の物件写真で他社との差別化に活用できる

未来物語　／　Panokit

　パノラマ写真をフリーで展示できるプラットフォーム「Panoraman（パノラマン）」を提供する未来物語は、2021年7月より、スマートフォンで高画質の360度パノラマ写真を撮影できるアプリ「Panokit」を受注販売をしています。

　専用のスタンド「VRPano」にスマホを設置し、アプリをスマホにダウンロードして写真を撮影します。ワンクリックで自動撮影が始まり、最短1分半で撮影は完了。撮影した20～30枚程度の写真は、アプリを通してクラウド上へアップロードされます。データ量にもよりますが10分前後で写真が自動合成され360度のパノラマ画像になります。Bluetooth機能を搭載しているほぼすべてのスマホに対応。最大52Ｋまでの解像度で撮影可能なため、スマホの画素数に基づいたきれいなパノラマ写真を手軽に作成できるのが特徴です。

　万裕安取締役は「最近のスマホはカメラの画素数が高い機種が多い。専用のカメラを買わなくても手持ちのスマホを用いることできれいな写真を撮ることができる。クオリティーの高い物件写真を用意することで、他社との差別化を図る一つの手段として活用してほしい」と話します。