住空間の仕切り需要増加で 間仕切り製品の機能拡充

2021年10月14日

 立川ブラインド工業(東京都港区)は、リフォームなどで後付けも可能な間仕切り商品「プレイス」と「プレイススウィング」に機能拡充をして販売。出入り方法や格納方式を選び部屋に仕切りをつくることで、在宅勤務やオンライン授業などの空間を生み出すことができます。

▲引き戸で部屋をL型に仕切った「プレイス」の設置例
▲格納は折戸で空間を広く使える新機能「コーナー収まり」
▲「プレイススウィング」には和の彩が感じられる和紙調採光窓も

用途に合わせて格納方式と出入りの方法が選べる

立川ブラインド工業 / プレイス、プレイススウィング

 インテリア総合メーカーの立川ブラインド工業は、リフォームなどで後付けも可能な間仕切り商品に機能や仕様の拡充をし、2021年10月より販売しています。今回機能を拡充したのは、「プレイス」と「プレイススウィング」の2商品。どちらも引き戸、折り戸、引き戸と折り戸の両方といった機能を持ち、出入りの方法や格納方式を選ぶことができます。

 「プレイス」は木目調のフレームで温かみと重厚感が特長です。「プレイススウィング」はスリムなフレームで、軽量パネルを採用し、軽い力でも操作が可能です。在宅勤務やオンライン授業など家の中で過ごす時間が増え、部屋の中の空間を仕切りたいニーズやリフォーム需要の増加を受け、同社は機能拡充を図ることにしたそうです。

 拡充された機能は5つあり、まず、引き戸の開閉時にゆっくり静かに閉まる「ソフトクローズ機能」を標準搭載。そして、部屋をL型に仕切る「コーナー納まり(オプション)」はパネルの格納方式が折り戸で出入り方法が引き戸にも対応可能に。さらに、壁に沿って仕切りを取り付けて開閉する「アウトセット納まり(オプション)」は壁面の下地を使った施工で正面付けが可能で、リフォームに適しています。プライバシー確保に施錠ができる「シリンダー鎌錠(オプション)」の取り付けもでき、デザインは和モダンな空間に合うアイ、ウスクサ、ハイザクラの3種類の和紙調採光窓(「プレイススウィング」のみ)も用意されました。

 用途に合わせて出入りの方法や格納方式を選べることから、居住空間のみならず、オフィスや店舗、教育・介護施設などでも導入が進んでいるそうです。

【商品概要】
名称:プレイス、プレイススウィング
価格:プレイス【格納方式・出入りの方法:引戸】26万9500円〜、プレイススウィング【格納方式・出入りの方法:引戸】19万6570円~(いずれも幅1900×高さ2500㎜のパネル2枚の本体価格、価格はパネルデザインにより異なる) ※税込、メーカー小売希望価格、取付け・工事費等別
カラー:【プレイススウィング】フレームカラー3色、パネルカラー5色(フレームカラーはスタイリッシュデザインの場合) 【プレイス】フレームカラー7色、パネルカラー5色
その他スペック:「プレイス」の表面材は環境にやさしいオレフィン系シートを採用

【会社概要】
社名:立川ブラインド工業
設立:1947年
代表取締役社長:立川光威
資本金:44億7500万円
事業内容:各種ブラインドの製造および販売ならびに設計施工、各種間仕切りの製造および販売ならびに設計施工、カーテンレールその他建築材料の製造および販売ならびに設計施工、室内外装品の製造および販売ならびに室内外の設計施工、ブラインド、間仕切、その他建築材料、および室内外装等の輸出入販売、二段式駐車場装置の販売ならび設計施工、前各号に附帯する一切の業務
社員数:連結1243人、単体790人(2020年12月現在) ※パート・契約社員等を除く
本社所在地:東京都港区三田3-1-12
連絡先:電話03-5484-6100