AI賃料査定システムでデータ集計時間を大幅削減

2020年07月21日

『スマサテ』はAI賃料査定システムです。類似物件を一瞬で見つけることができ、事例探し・賃料査定・資料作成などの時間を大幅に削減します。従来の家賃査定レポートに加え、新機能の周辺エリアに関する統計調査レポートもダウンロード可能となりました。

最寄り駅の「人口概要」など新機能を追加

ターミナル　／　スマサテ

　ソリューション開発事業を手掛けるターミナル（東京都目黒区）は、AI家賃査定サービス『スマサテ』に新機能を追加しました。これまでの家賃査定レポートに加えて、賃料査定物件の周辺エリアに関する統計調査レポートがダウンロードできるようになり、物件の最寄り駅に関する「人口概要」や「世帯情報」のほか駅の「乗降者数」なども参照することができます。

　賃料査定を行う際に、周辺物件との比較は重要です。加えて物件がある地域に住む人たちの属性として、性別や年齢、職種や収入などの統計情報を把握することは、入居者ターゲットを明確にすることにつながります。

　ターゲットとなる入居者像が明確になれば、物件のコンセプトや間取り、家賃帯を決める基準を設けやすくなります。特に新築物件の企画やリノベーション時に、その地域でより需要の見込める賃貸住宅をプロデュースすることが可能になります。本来であれば、賃料査定に必要なデータを集計することは手間がかかりますが、『スマサテ』の利用で業務負担が軽減されます。