約90万社導入の請求書受領・発行サービス、インボイスに対応

2023年09月26日

　「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書や納品書をデータ化して送受信を行うクラウドサービスです。経理の入力作業が不要で作業時間を短縮し、請求書の発送費用を削減します。2023年7月には、インボイス制度（適格請求書等保存方式）に対応するアップデートを行い、登録番号を自動反映する機能や、新たな請求書のフォーマットを用意しています。

インボイス制度を機に強まる、帳票管理電子化

インフォマート　／　BtoBプラットフォーム 請求書

電子契約や取引のプラットフォーム運営を行うインフォマート（東京都港区）は、2015年より請求書受領・発行サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を提供しています。請求書や納品書をデータ化して受け取りや送信を行うクラウドサービスです。2023年8月1日時点での導入企業数は約90万社。不動産・建築業界では、デベロッパーやゼネコンの導入事例が多いといいます。

2023年7月には、10月１日に施行されるインボイス制度（適格請求書等保存方式）に対応するアップデートを行いました。インボイスを発行する際にインボイス発行事業者（以下、適格事業者）の登録番号を自動反映する機能や、消費税率や税額の記載箇所を追加した請求書のフォーマットを用意。適格事業者が商品の返品や割引に応じたときに発行する返還インボイスの作成・交付にも対応します。

同社の事業推進１部の上野高志部長は、「インボイス制度をきっかけに帳票管理を電子化する流れは強まっている。今後もサービスの拡充を図っていく」と語ります。