AIと不動産鑑定士がダブルで無料査定。相続不動産価格を提示

2022年11月26日

 不動産の売買を行う中央プロパティー(東京都千代田区)は2022年9月より、共有持分や借地権など、相続時にトラブルの多い不動産に特化した売却価格査定サービス「AIde(エーアイデ)査定」の提供を開始しました。同サービスは、AIによる査定と不動産鑑定士の査定を両方行い、精度の高い売却額を算出することができます。

主な利用者は不動産の相続が発生する50~60代

中央プロパティー / AIde査定

 「AIde査定」の特徴は、AIによる査定と不動産鑑定士の査定を両方行う点です。AIは膨大なデータに基づいて価格を算出し、市場価格に沿った売却額を提示します。それに加えて、不動産鑑定士も査定を行うことで、より精度の高い売却額を算出することができます。

 最短で即日、通常だと2~5営業日で、適正な売却価格を提示することが可能です。同サービスの利用が可能なのは、共有持分状態の不動産や借地権付き建物、再建築不可物件など、相続時にトラブルが発生しやすい不動産です。物件の所在エリアは1都3県をメインに、全国の物件の査定を行います。

 想定する主な利用者は、不動産の相続が発生した50~60代の男女。マーケティング事業部マネジャーの東貴志氏は「40代の若い相続人や、生きているうちに不動産を整理しておきたいという70~80代の高齢者からも相談を受けている」と話します。同社は「相続不動産は市場価格よりも、大きく買いたたかれやすい」という課題を解決すべく、同サービスの提供を決めたそうです。利用料金については、売却希望の不動産所有者で同社と面談をすれば無料となります。査定の申し込みは、共有部分の売却に関する同社専用サイト、または借地権の売却に関する同社専用サイトから受け付けています。

【商品概要】
名称:AIde査定
価格:物件の売却が前提で中央プロパティーと面談すれば無料で提供
依頼・申込み:専用サイトから
「共有持分の売却に関する当社専用サイト」https://www.c21-motibun.jp/
「借地権の売却に関する当社専用サイト」https://www.century21-sell.jp/

【会社概要】
社名:中央プロパティー
設立:2011年
代表取締役:松原昌洙
資本金:5000万円
事業内容:不動産エージェント事業、不動産ソリューション事業、不動産流動化事業、
     ファシリティマネジメント事業
本社所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5丸の内北口ビルディング23F
連絡先:電話03-3217-2101(代表)