経費の申請・承認をアプリで効率化 1アカウント300円から利用できる経費DX

2023年07月25日

 ソフトウェア開発のVeBuIn(ヴィビュイン/茨城県つくば市)が提供する「SmartFlow(スマートフロー)」は、経費申請業務を効率化するサービスです。高精度なAI-OCRによる領収書の読み取りと、業務に応じた細かな承認フローの設定により、申請・承認にかかる時間を短縮します。申請・承認はアプリで手軽に行えます。

VeBuIn(ヴィビュイン)/SmartFlow(スマートフロー)

1アカウント300円から利用可能な経費DXサービス

 経費精算の申請は「SmartFlow」のスマホアプリ上で行います。レシートの画像を撮影してアップロードすると、レシートに記載された日付、店名や金額などが、申請画面に自動で入力されます。ChatGPTのAPIを利用したAI-OCR機能により、高精度で読み取ることが可能です。内容を確定させれば経費申請は完了します。

 経費が申請されると、事前に設定した承認フローに従って、担当者にメールで通知します。LINEWORKS、teams、Slackなどでの通知も可能です。担当者は、PCやスマホアプリの画面上で申請内容をチェックして承認します。承認後は自動で仕訳され、会計システムと連携可能なデータとして一括出力できます。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。

▲画面上に表示されるレシートと申請内容が合っているかをチェックする

価格は1アカウント300円/月〜とコストを抑えて提供します。「社内全体で導入できる価格帯に設定しました。高く設定すると、人がやればいいという話になったり、社内の一部のみの導入になったりするかもしれません。社内全体で導入すれば、業務効率化できる範囲の幅が広がり、効果も上がります」(川﨑純平取締役)

インド出身システムエンジニアが開発を担当

VeBuInは日本とインドのハイブリッド企業です。日本の企業の仕組みや課題感に即したサービスを、インド出身のシステムエンジニアが開発します。機能のアップデートもスピーディーに行われます。「IT大国であるインドでは、高い能力のシステムエンジニアを育成する教育が行われています。また、インドは英語が準公用語なので、開発に必要な最新技術を英語ベースで情報収集できることも強みです」(川﨑純平取締役)

川﨑純平取締役は、前職の大手小売業において、経理、総務、IT部門や物流など、様々な事業部門を経験しました。企業のワークフローへの深い理解をベースに、経費精算システムとしては後発でも、現場に即したサービスを提供します。小口現金や仮払金の廃止を促すシステムもありますが、同社ではまだニーズはあると捉え、機能を実装しています。

今後は請求書や契約書への対応も強化します。紙ベースの書類が多く、項目が複雑な不動産業界に適したサービスを開発するため、協力企業を募集しています。

【商品概要】
名称:SmartFlow(スマートフロー)
価格:300円〜/1人

【会社概要】
社名:VeBuIn
事業内容:受託開発事業・プロダクト事業・WEB広告運用、WEB/EC構築設立:2015年4月
代表者:シャーバビック
資本金:515万円
本社所在地:茨城県つくば市梅園2-1-13筑波コウケンビル3F
連絡先:marketing@vebuin.com