幅310㎜の宅配ボックス。扉が左右に開きプライバシー配慮

2022年05月12日

河村電器産業(愛知県瀬戸市)の販売する、集合住宅向け宅配ボックスシリーズ「RusuPo SHARE(ルスポシェア)」に、幅310㎜奥行き450㎜の「スリムタイプ」が加わりました。各住戸の玄関脇に設置でき、ボックスが上下2段に分かれて扉が左右に開くので、入居者同士のプライバシーにも配慮した設計です。

スリムなボックスで、各住戸の玄関脇に設置できる
▲住戸間に設置されたイメージ。各住戸の専有ボックスとしても使用できる

防水、防さび、堅牢。電気工事いらずで設置も容易

河村電器産業 / RusuPo SHARE スリムタイプ

河村電器産業は、受配電設備機器を収納するキャビネットの製造技術を生かし、宅配ボックスを開発しています。集合住宅向け製品「RusuPo SHARE」は電源をとる必要がない機械式タイプで、2021年10月から「スリムタイプ」が加わりました。

「スリムタイプ」は高さ1120㎜×幅310㎜×奥行き450㎜で、各住戸の玄関脇に設置が可能。宅配ボックスが上下2段に分かれていて、扉を開く釣り元が左右逆に設計されているため、扉を開ける際の入居者同士のプライバシーにも配慮されています。

また、「RusuPo SHARE」は屋外設置を想定して作られています。その特徴は、①IPX4に対応した防水性、②ステンレス製のためさびに強い防さび性、③秒速40mの風圧に耐え得る堅牢(けんろう)性、④電源が不要なため電気工事が要らず設置が容易。雨にぬれずに荷物を受け取れるよう屋根付きのタイプもあります。2022年夏には、デジタルキー対応の新製品の発売を予定しているとのこと。

【商品概要】
名称:RusuPo SHARE スリムタイプ
価格:オープン ※価格・納期については河村電器産業に問い合せを
サイズ:【本体サイズ】高さ1120×幅310×奥行450㎜、重量37kg 、【受取サイズ】高さ448×幅220×奥行350㎜、重量15kg
カラー:シルバー・ホワイト・ブラック ※変形対応により「ブラウン/ミルキーホワイト」にカラー変更可能
その他スペック:屋外設置用のアンカーボルトの付属はなし、ボックスは2段、上段扉は左開き・下段扉は右開き ※変形対応により「上下扉ともに左/右開き」「上段扉右開き・下段扉左開き」にも変更可能

【会社概要】
社名:河村電器産業
設立:1929年
代表取締役会長:河村幸俊
資本金:18億340万円
事業内容:受配電設備、屋内外配線器具の製造販売(インフラ・プロデュース事業)のほかライフ・ソリューション事業、ビジネス・イノベーション事業
従業員数:単体1792人、連結1958人(2021年3月31日現在)
本社所在地:愛知県瀬戸市暁町3-86
連絡先:電話0561-86-8111(代表)