3点ユニットを分離する設備 タンクレストイレを標準採用

2021年09月27日

 パナソニックAWエンジニアリング(東京都品川区)は、ロングセラーの水廻りユニット「SHOWER&POWDERⅡ(シャワーアンドパウダーツー)」をリニューアル。賃貸住宅に多い3点ユニットを分離してトイレとシャワールームを独立させる設備です。

▲「セパレート1216」の導入例。画像はイメージ

梁欠・全高さカットなどの加工も通常納期で工期短縮

パナソニックAWエンジニアリング / SHOWER&POWDERⅡ

 住宅設備関連商品の販売・設置を行うパナソニックAWエンジニアリング(東京都品川区)は、「SHOWER&POWDERⅡ」をリニューアルし、2021年9月から販売を開始しました。2005年から販売しているロングセラー商品で、賃貸住宅に多い3点ユニットを分離させてトイレとシャワールームを独立させる水廻りユニットです。

 リニューアルのポイントは大きく分けて三点あり、一つ目として、従来のサイズ展開に加えて、一回り大きい「セパレート1216サイズ」を新たに販売していることです。大きめの3点ユニットにも対応が可能になるだけでなく、床部分を分割して搬入することができるため、リフォームに最適です。

 二つ目は、温水洗浄便座付きのタンクレストイレが標準仕様となったこと。タンクレストイレによって、節水につながるのはもちろん、意匠性も高く、トイレ空間の圧迫感も軽減できます。そして、三つ目は、梁や壁高に対応する工場加工部材が、通常商品と同じ納期で対応できるようになったこと。これらの部材は特注扱いのため、これまでは納期に3週間程度要していたのですが、通常納期となり新築からリフォームまでさまざまな条件の物件に対応可能となります。同社の担当者は「賃貸住宅のオーナーに向けて、パナソニックグループの商品力やエンジニアリング力、住空間の企画力を結集したリノベーションの提案を行っていく。物件の資産価値向上を支援し、オーナーが抱える課題を解決していきたい」と語ります。

【商品概要】
名称:SHOWER&POWDERⅡ
価格:1116 Tタイプ タンクレストイレ 節水キレイトイレMX 74万5250円、1116 Tタイプ タンク付きトイレ 陶器製SC8010 63万8550円 ※希望小売価格(1116の場合の標準価格)、取付設置費別、税込
サイズ:1014、1116、セパレート1216の3サイズ展開
カラー:アクセントパネルは鏡面仕様のモザイク硝子ブルー、光沢仕様のパラレルイエロー、マット仕様のウォールナットなど3タイプ10色

【会社概要】
社名:パナソニックAWエンジニアリング
設立:2004年
代表取締役社長:足立昭彦
資本金:3億5000万円
事業内容:システムバス・ユニットバス・システムキッチン、洗面化粧台等水廻り機器の販売、組立・設置
従業員数:169人
本社所在地:東京都品川区東品川4-10-27住友不動産品川ビル9階
連絡先:電話03-5783-7053(代表)