キッチンと洗面台を合体 生活空間を広げる新設備を開発

2021年08月25日

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、タカラスタンダード(大阪市)と共同でキッチンと洗面化粧台を一つにまとめた住宅設備「MIXINK(ミキシンク)」を開発しました。水回りを省スペース化することで、入居者の物件選びの決め手となる生活スペースを広げることができます。

▲収納スペースもたっぷりで水回りの省スペース化を実現
▲生活空間が1.3畳拡大され、居室内にワークスペースを創出

多様なライフスタイルに対応。ワンルームプランでの効果に期待

三菱地所レジデンス / MIXINK

 三菱地所レジデンスは、タカラスタンダードと共同でキッチンと洗面化粧台を一つにまとめた住宅設備「MIXINK」を開発。今後、三菱地所レジデンスの開発する賃貸マンションを中心に導入していく計画です。

 「MIXINK」は、調理にも洗面にも使える流し台と、調理に必要なIHコンロやレンジフード、洗面化粧台に必要な鏡、収納スペースを備えています。キッチンと洗面化粧台を合体させることで水回りの省スペース化を実現し、生活空間を広がるので間取りの選択肢を増すことが可能。特に限られたスペースのワンルームプランでの効果が期待できます。

 三菱地所レジデンスが、賃貸仲介を手掛けるグループ会社を通して、入居者のニーズをヒアリングしたところ、生活スペースの広さが物件選びの決め手となることが分かり、水回りを一つにまとめる「MIXINK」の開発を行ったそうです。限られた居室内での生活空間の拡大、新しい間取りの提案、テレワークや趣味のスペース、キッチンをほとんど使わない生活をする人など、ライフスタイルの多様化に対応できます。

 同社の賃貸マンションブランド「ザ・パークハビオ品川区西五反田二丁目計画」(2022年12月竣工予定)では、「MIXINK」の導入で居室が7畳から8.3畳に拡大、これにより居室内に新たにワークスペースをつくり出すことができました。今後も「ザ・パークハビオ」シリーズをはじめ、ホテルやリノベーション物件などでも「MIXINK」の採用を増やしていく予定とのことです。

【商品概要】
名称:MIXINK
価格:詳細は三菱地所レジデンスに問い合わせを

【会社概要】
社名:三菱地所レジデンス
設立:1957年
代表取締役社長:宮島正治
資本金:150億円(2020年3月現在)
事業内容:不動産の開発、不動産の販売、不動産の賃貸借
社員数:1094人(2021年3月現在)
本社所在地:東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
連絡先:電話03-6281-8000